朝日の悪罵社説「空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走」 (その2)

朝日新聞社説 2008年11月2日(日)付
http://www.asahi.com/paper/editorial20081102.html)について

●●●朝日の社説 Ver.136 http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1224539803/ より)

551 :文責・名無しさん:2008/11/02(日) 21:56:31 id:gJLq/xzF0
昨日の沖縄の社説とは言っていることが180度違うな。
>実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張がこれでもかと並ぶ。
なんかが特に

563 :文責・名無しさん:2008/11/03(月) 01:10:35 id:XHHcFW230
何度読んでも違和感を覚える社説、いや、エッセイだ。
自衛官の無届け応募は規則違反だったみたいだが、いつもの朝日的には
無条件で言論の自由支持だろう。

それと、朝日は確か報道機関だったな。 「こんなゆがんだ考え」とまでいうなら
全文報道して批判してくれ。

565 :文責・名無しさん:2008/11/03(月) 01:17:54 ID:vF+JuXMo0
みんなの問題意識と違うかもしれないが。
今回の論文に関しては内容はともかく、ああいった自己の主張を述べるのは問題だと思う。

朝日新聞を含め公立学校の教師の言論の自由を主張していた連中が批判する資格はない。
彼らの以前のロジックで一貫させるならば、政府見解がどうあれ、憲法上の思想信条の自由を貫徹し表現する自由は保障されなくてはならないはずだ。
教師には思想信条の自由が認められ、自衛隊幹部には文民統制が貫徹されるというダブルスタンダードをとる理由がない。

また、朝日に都合のいい主張に関して、権力を盾にして展開することも問題。
今回の問題や河野談話に見られるように、「政府がこう言ってるんだから従え」というのは、朝日の普段の論調と外れる。
また、天皇が「国歌を強制するのはよくない」と発言したらこれを振りかざす。
普段反権力を標榜してる輩が権力を利用する資格はない。

566 :文責・名無しさん:2008/11/03(月) 02:07:34 id:LllJMa640
>>565
問題だと思うのは俺も一緒だが
問題だと思う、で終わらせてはいけないと思う。
表現の自由を真に守ろうとするなら
軍人に言論の自由はないのか。もし制限されるならどこまでのレベルか。
軍人に言論の自由を与えない不公平性やデメリットに対する解決策は何か。
これらを一つ一つ解決しガイドラインを作るべき。
特定の職業従事者に特定分野でのみ、という制限下ではあるもの
「自分の考えを他人に伝える自由」を奪うという行為は
断じて場の空気や〜と思う、といった感覚論で決めてはいけない。
「空自幕僚長の行動は問題だ」と批判をするマスコミはあっても
どこまでならば幕僚長の意思表現は許されるのかといった観点で論じている
マスコミが存在しないというのは、本当に危機的な状況だと思う。

11月2日 朝日新聞社
解釈の問題↓
「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」
「日本はルーズベルト米大統領)の仕掛けた罠(わな)にはまり、真珠湾攻撃を決行した」
「我が国が侵略国家だったというのはまさに濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である」――。
これは事実だろう。↓
「我が国は極めて穏当な植民地統治をした」

571 :文責・名無しさん:2008/11/03(月) 04:01:28 ID:1atRkbKQ0
国旗国歌で内心の自由を主張して、
政府の指示に従わない教師たちを応援する朝日は
政府見解に従わない自衛官内心の自由は否定するわけです。
朝日は、こんな事はいつものことですね。

590 :文責・名無しさん:2008/11/03(月) 23:14:51 id:Ir5Orcap0
あらためて粗探しをして気づいた。
>一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張がこれでもかと並ぶ。
と言いながら、他方で社説子の希望的観測的アメリカの反応を書いているのだから矛盾も良いところ。
>米国も開いた口がふさがるまい。
これは実在したか検証した方が良いのでは。

607 :文責・名無しさん:2008/11/04(火) 12:59:30 id:y7ggdu370
他紙社説、例えば毎日、中日、地方紙の社説に比べて、大変注意深く書いている風に見える。
最大の特徴は『歴史認識』という単語を使わなかったこと。『こんなゆがんだ考え方』と書き出
してはいるが、その理由は『実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張』等と、後に逃げを
打てるように言葉を選んでいる。
そういう小狡さが、とても朝日新聞らしい。

617 :文責・名無しさん:2008/11/04(火) 18:56:47 id:YHYymUOG0
私は空幕長の論文を全面的に是とするものではありませんし、その旨もエントリしてますが、
それでも朝日の社説を読めば、そのダブルスタンダードぶりに不快になりますね。
教職員が規定に反し、国家斉唱・国旗掲揚をせずに処分されたとき朝日は何と言ってましたっけ?
社民党は?そして今回は

>こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。
>驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である

ですか。児童・生徒に大きな影響を持つ教職員の職務規定違反はOKで自衛官はNOですか。
基準はどこにあるんだろう?
と不思議がることもありませんね。朝日がアサヒったというごく何でもないことです。
野党も、政府見解に反している、とか言っていますが、
組合あたりが政府見解に反すればアンタ方は応援するだろうが(笑)。


朝日の社説全文は以下に。

                                    • -

空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走 こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である。
 田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が日本の植民地支配や侵略行為を正当化し、旧軍を美化する趣旨の論文を書き、民間企業の懸賞に応募していた。

 論文はこんな内容だ。
 「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」「我が国は極めて穏当な植民地統治をした」「日本はルーズベルト米大統領)の仕掛けた罠(わな)にはまり、真珠湾攻撃を決行した」「我が国が侵略国家だったというのはまさに濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である」――。

 一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張がこれでもかと並ぶ。
 空幕長は5万人の航空自衛隊のトップである。陸上、海上の幕僚長とともに制服の自衛官を統括し、防衛相を補佐する。軍事専門家としての能力はむろんのこと、高い人格や識見、バランスのとれた判断力が求められる。
 その立場で懸賞論文に応募すること自体、職務に対する自覚の欠如を物語っているが、田母神氏の奇矯な言動は今回に限ったことではない。
 4月には航空自衛隊イラクでの輸送活動を違憲だとした名古屋高裁の判決について「そんなの関係ねえ」と記者会見でちゃかして問題になった。自衛隊の部隊や教育組織での発言で、田母神氏の歴史認識などが偏っていることは以前から知られていた。
 防衛省内では要注意人物だと広く認識されていたのだ。なのに歴代の防衛首脳は田母神氏の言動を放置し、トップにまで上り詰めさせた。その人物が政府の基本方針を堂々と無視して振る舞い、それをだれも止められない。
 これはもう「文民統制」の危機というべきだ。浜田防衛相は田母神氏を更迭したが、この過ちの重大さはそれですまされるものではない。
 制服組の人事については、政治家や内局の背広組幹部も関与しないのが慣習だった。この仕組みを抜本的に改めない限り、組織の健全さは保てないことを、今回の事件ははっきり示している。防衛大学校での教育や幹部養成課程なども見直す必要がある。
 国際関係への影響も深刻だ。自衛隊には、中国や韓国など近隣国が神経をとがらせてきた。長年の努力で少しずつ信頼を積み重ねてきたのに、その成果が大きく損なわれかねない。米国も開いた口がふさがるまい。
 多くの自衛官もとんだ迷惑だろう。日本の国益は深く傷ついた。
 麻生首相は今回の論文を「不適切」と語ったが、そんな認識ではまったく不十分だ。まず、この事態を生んだ組織や制度の欠陥を徹底的に調べ、その結果と改善策を国会に報告すべきだ。