朝日新聞社説 「かんぽの宿売却」:鳩山憎しで書いた社説を論点ずらしで軌道修正

http://www.asahi.com/paper/editorial.html#syasetu1
2009年1月31日(土曜日)付 朝日新聞社
かんぽの宿売却―徹底調査と公表で道開け

●●●朝日の社説 Ver.139
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1231449353/l50

かんぽの宿の安売りなんて普段の朝日なら「税金の無駄」つって叩きまくりそうなのに
なんで数日前の社説でオリックスへの売却撤回を非難してるのかと思えば・・・単に鳩山弟が嫌いなだけだったのか?

ちょっとずつ方向転換をはかるつもりだね。

結局かんぽの宿については鳩山憎しで書いてて、
ボロが出たら論点ずらしではぐらかしたか。つまらん。

もっと強烈な電波をワクテカしていたのにっ!

社説子に鳩山大臣憎しで書いた社説を突き付けて問い質しても、
詳細が出ていなかったので日本郵政に騙されるところだったとか言うんじゃない?

しかし、「かんぽの宿」の売却が1万円だとか出てくるけど、グリーンピアとかはどうだったのよ?
とにかく早く売り払ってしまいたい。ってのは同じだったでしょうに〜

これだけ掛けて作ったのをたったこれっぽっちで売るのか?っていうのは良いけど、
売れないとそれ以上の損出が出るんじゃないの?

かんぽの宿では取材の浅さ、記事の浅さが出てしまいましたね。
今日は多少修正したのかな?
論説委員さまは不動産取引の実態が分かっていないようで。
「宮内さん、ここは一歩引くべき」と書くのが筋では。
しかし、論説委員って月に一本の社説でいくらもらっているんだ。
赤字体質の構造改革論説委員のリストラでは(W

政治家、大臣がリーダーシップを発揮し、ムダや疑惑に切り込んだら
『たしかにこれでは大損だ。しかし、よく考えてみたい』
かね。

>鳩山発言を受け、国民の間からも売却に疑問の声が出ている。
>その核心は、購入・建設に2400億円もかかった79施設を109億円で売るのはおかしい、
>という点だろう。

朝日のお家芸「論点ずらし」は止めるんだな。

オリックスが買う、というのがおかしいんだ。これが論点だ。
かんぽの宿売却というのは郵政民営化の結果である。
その郵政民営化を「するべきだ」と主張し政府の中枢にいたのがオリックスの宮内だ。

自らが提唱した郵政民営化で、自らが受益者になるのは許される事ではない。
最初から自分が国の資産を安く買い叩くために、自らに都合の良い政策の実現を目指した、と言われても仕方がない。

この社説で叩かれているのは日本郵政と鳩山大臣だけだ。叩く範囲は極めて限定され、オリックスは叩かれない。
それどころかオリックス・宮内が郵政民営化の提言者で政府中枢にいた事がこの社説では抜け落ちている。
ある意味前の社説よりも悪くなっている。(前の社説にはこのことが曲がりなりにも触れられていた)

>談合のような不正や不適切な事務処理があったなら話は別だ。鳩山氏は昨日の国会答弁で、そのような疑義を口にした。
>それなら問題点を具体的に示してほしい。担当大臣なのだから、ただ「疑問あり」では済まない。

ところが「疑問あり」で済むんだな。
郵政民営化は国策である。その国策の実現に中枢で関わったオリックス・宮内が、
国策を実現したがためにその受益者となる。
これは国策の遂行者である自民党政府と国策推進に協力した特定企業の癒着である。そういう構図だ。

これこそ正に「疑問あり」で済む構図である。
大体マスコミが政治を叩くときは「疑問あり」というレベルでいつも叩いてきた。いつもと行動パターンが違うのは疑念を招く。
今回に限って叩かない朝日新聞こそ大いに疑うべき者だ。オリックスから裏金を貰っている疑惑が浮上したな。朝日新聞は。

>これほど巨額の損失を出すことになった責任はどこにあるのか。
年金で「グリーンピア」、失業保険で「私のしごと館」、簡易保険で「かんぽの宿
大金をはたいて建設し大赤字垂れ流し最後はどぶに捨てる。でも誰も責任をとらない。
民間ならありえない。グリーンピアでは首尾よく?責任回避、うやむやにした。しかしかんぽの宿 では空気を読めない鳩山が「藪をつついて蛇を出す」か「天に唾する」ことをやってしまった。
ことの本質・根源は「入札」にあるのではない。


> これほど巨額の損失を出すことになった責任はどこにあるのか。…政治家こそ責めを負うべ
>きだろう。この点も含め、総務相には問題の全体像を見てほしい。
>…それなら問題点を具体的に示してほしい。担当大臣なのだから、ただ「疑問あり」では済ま
>ない。

見直し、問題があると考えるから、大臣の責任と権限の下で売却凍結したわけで、なにもおかしくないだろうと思うが。
あと、疑問に対する回答は、オリックス宮内氏に聞くべきだろ。売る側買う側の両方に関与して いたんだから。

行動原理が、反政治家、反政府、反権力、反日本に凝り固まっているように見受けられるよ、朝 日新聞さん。
情報や事実に立脚せず、思想と感情を原則にしたら遺憾だろ。

ぐうたら社員のエサ代もパックでついてきてるから
こんなに安いのであって、もし連中を切り捨てて
売り出したらもっと高値がつくってこと?

朝日は、旧長銀を瑕疵担保条約を付けてハゲタカにただ同然で売却することへの
疑問の声が野党その他、国民から高まってきたときにも、こういうふうに社説で
売却支持を書いていたよな。しかも送り込まれた外人経営者が破格の高給。
朝日は、邦銀は買収しようとしなかったからやむをえないではないか、と書いていた。
しかし、瑕疵担保条約をあらかじめ付けていたら、邦銀だって買いたかったんだ。
それと同じで、かんぽの宿の入札の経緯がおかしい。
けっきょく、旧長銀も旧日債銀外資にさんざんしゃぶられて、また破綻寸前。
公的資金再投入目前。
朝日新聞の言うことを聞いたら、日本はいつもそうなるんだよ。

朝日社説全文は以下

                                                                            1. +

かんぽの宿売却―徹底調査と公表で道開け 
日本郵政が「かんぽの宿」のオリックス不動産への売却を一時凍結すると表明した。弁護士や公認会計士など外部の専門家による第三者委員会を設けて売却プロセスを洗い直すという。

 売却に対する鳩山総務相の「待った」は、根拠が不明確で納得できないが、日本郵政は入札が適正だったというのなら、徹底した調査と結果の公表で、それを証明するしかない。

 鳩山発言を受け、国民の間からも売却に疑問の声が出ている。その核心は、購入・建設に2400億円もかかった79施設を109億円で売るのはおかしい、という点だろう。

 たしかにこれでは大損だ。しかし、よく考えてみたい。

 バブル崩壊後、日本の地価は下がり続けている。事業用の不動産価格は事業の収益性で決まる、というのが今日では常識になっている。ところが、売却施設のうち黒字が出ているのは11だけで、全体では40億〜50億円の赤字が毎年出ている。そのうえ、正規・非正規3200人の従業員の雇用継続にも努めなければならない。

 こうした条件のもとで、入札は行われた。となれば、当初の投資価格から大幅に下落するのは避けられないと思われる。しかも、地価が大きく上昇する見込みはなく、売却が遅れれば赤字がそれだけ累積する。

 では、どんな価格が適切なのか。専門家の間でも意見が分かれるだろう。だが、公開の入札を行い、いちばん有利な売却条件を落札とするのだから、それが安くても、現状での市場の判断として受け入れる以外にないのではなかろうか。「もっと高く売れる」というなら、そういう買い手を見つけて来るしかない。

 これほど巨額の損失を出すことになった責任はどこにあるのか。郵貯簡保の客から預かったお金を、収益性を無視して施設建設に投じた放漫な官業ビジネスと、そうした施設を選挙区へ誘致してきた政治家こそ責めを負うべきだろう。この点も含め、総務相には問題の全体像を見てほしい。

 もちろん以上の議論は、入札が適正に行われたことが大前提である。談合のような不正や不適切な事務処理があったなら話は別だ。鳩山氏は昨日の国会答弁で、そのような疑義を口にした。それなら問題点を具体的に示してほしい。担当大臣なのだから、ただ「疑問あり」では済まない。

 日本郵政にも注文がある。売却が問題視されてからも、入札についての情報をきちんと出さず、疑念を膨らませる結果になった。経営姿勢が内向きになって経営情報を出し渋り、官業体質へ逆戻りしているように思える。これは経営の求心力低下にもつながっている。この機会に、民間企業としての決意を新たにしてほしい。