改革しないと言っては叩き、改革するといったら今度は反対する朝日社説

2009年2月04日(水曜日)付 朝日新聞社
■公務員制度―拙速では改革がゆがむ
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20090204.html

●●●朝日の社説 Ver.139 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1231449353/l50

>■公務員制度―拙速では改革がゆがむ
これで麻生内閣の支持率があがらないようににと、あら捜しに必死なんだね。
せっかく漢字の読み違いまで記事に新聞の品位を落としてまで麻生批判をして
きたのが、こんなことで水の泡になってたまるかというジャーナリスト魂の見せ所です。

麻生首相はきのう、官僚OBが天下りを繰り返す「わたり」と天下りの、
>各省によるあっせんを「今年いっぱいで廃止するための政令を作りたい」と答弁した。
>つい最近まで、例外的にわたりを認めるとした政令を廃止しないと言っていたのに、
>豹変(ひょうへん)である。
>おかしいことを改めるのは結構だ。でも、工程表づくりといい、突然の答弁変更といい、
>どこか世間受けを狙った「公務員たたき」のにおいがしないでもない。

オイ、糞朝日、オメーら「わたり」を一定程度容認していた当初の政府の方針を
社説で叩いていたじゃねーか。
その延長線上にその後の社説があるならば
『どこか世間受けを狙った「公務員たたき」のにおいがしないでもない。』
などと書けるわけがない。「よくやった麻生・これが首相の決断だ」でなきゃな。

「公務員たたき」をやっていたのは朝日新聞だ。
その朝日新聞が豹変した。
こういう無責任なその場限りの社説で信用が得られると思っているのか?
どうせ今日の社説も数日後の自分たち朝日新聞の社説で否定するんだろ?
分かっているぞ。嘘つきめ。毎日毎日嘘を書きやがって。これを許すつもりはない。

それから、かんぽの宿オリックス・宮内への一括売却について、
お前たち朝日新聞はとっとと売っ払うべきという社説を二度にわたって書いたが、
どうも世論は反対が大勢である。
郵政民営化推進に多大な貢献をしたオリックス・宮内への論功行賞は許さないという世論だ。

さてどうする?朝日。
元々これに異議を唱えたのは自民党の鳩山総務相だ。
まさかこれをネタに政府自民党を叩くわけにもいかんよな。朝日新聞の過去の行動もある。
武富士から貰っていた広告費と名付けた裏金、オリックスからも貰いましたか?

社説は広告ではありません。社説はよく考えて書きましょう。

マスゴミ民主党サボタージュ戦術が無理をきたし始めている今日この頃。
なにせ最前面がマスゴミのため、世間にはあまり伝わっていないが・・・・・

そういえば最近、公務員給与は高いとマスコミで言われなくなった。使われるのは各社一斉に“無駄”。余りに不自然だ。

>「省あって国なし」と言われる官僚の縦割り意識、

「中国あって日本なし」と言われる朝日の報道意識

■公務員制度―拙速では改革がゆがむ
>拙速に進めて組織の士気や質が落ちては元も子もない
改革で高級公務員が退職後甘い汁を吸えなくなれば、むしろ「昔の役人は酷かったね」
ということで新制度下では私利私欲・強欲のないものが高級公務員を目指すことになるだろう。
拙速も何も改革の焦点はすでに決まっている。どうやろうと結果は同じ。この改革で士気や
質が落ちるならアメリカのようなまったく違う高級官僚制度を社説子はどう説明するのか。
要は消費税増税以外に改革の意欲の乏しい麻生が公務員制度改革を正しく理解しているか
が問題。言われて仕方なくやるのか自ら先頭に立って指揮を取り進んでやるのか。

>豹変(ひょうへん)である。

あれ?この前「君子豹変す」とか言って、「定額給付金を一刻も早くやめろ!!」
ってファビョってなのに、今回の「豹変」についてはあまり評価していないようですね…。

君子が豹変したけど人気取りに決まってるニダってか?
いちゃもんでしかないよな。
大体国民に人気がないからという理由で首相に罵詈を投げつけてんのはだれなんだよと。


「巨悪を倒すための武器(舌)は何枚あってもいいんだよ!!馬鹿野郎!!!」
昔のとあるデスクの言葉です
■公務員制度―拙速では改革がゆがむ

> 公務員制度の改革には二つの狙いがある。一つは「省あって国なし」と言われる官僚の縦割
>り意識を排し、機動力のある組織にすること。二つが官製談合など業界との癒着の温床となる
天下りをなくすことである。

「なぜ、天下りはいけないのか」という理由を、わずかにでも書いたのは評価したい。
ほとんどは『とにかく天下りは悪』という共通認識を持っていることを前提にして、いきなり次 に進むから。
結局、『天下り』そのものが悪いのではなく、そこから派生する談合とか癒着とかが問題なのだ から、天下り全廃ってのはそのための手段方法の一つであって、目的ではない、わけだ。

今日の社説は、転向の批判はともあれ一応は「論説」になっていて、まあまあと思うんだが。
文章のそこかしこに散らばる反政権・反自民党思想、
『近づく総選挙を意識してのことだろう』 だの『どこか世間受けを狙った「公務員たたき」のにおいがしないでもない』だのといった当て 推量や決め付けが醜い。

正に、朝日新聞のこの社説そのものが『近づく総選挙を意識してのことだろう』『どこか世間受 けを狙った「自民党たたき」のにおいがしないでもない』、という感じ。

>改革で高級公務員が退職後甘い汁を吸えなくなれば、むしろ「昔の役人は酷かったね」
>ということで新制度下では私利私欲・強欲のないものが高級公務員を目指すことになるだろう。
「お前が言うな」はともかく、一般論としては正しい。朝日の主張とというだけで
脊髄反射で批判するのも、朝日と同レベル。無欲だろうが無能なら意味がない。
民間では待遇がよくなれば優秀な人材が来るが、公務員だけ逆になるのか?
この手の需要と供給を無視した精神主義が、ジンバブエとか中共の大躍進運
動みたいな状況を招いているのだが。

>巨悪を倒すための武器(舌)は何枚あってもいいんだよ

二枚舌は読者の信用を無くす
読者不在の記事を書く時代はもう終わってる

失敗国家を見分ける基準。
「警官・兵士の給与をちゃんと払えているか」
−国民の安全な暮らしを守ると言う意味で、その給料を遅配・欠配して
平気な国は国家を統治する意思も能力もないということ。
(ついでに言うと、まともに給料がもらえないので役人が賄賂を要求するようになる)

「教師の給料をちゃんと払っているか」
−教育は国家の将来の基礎となる重要な事業であるが、
投資したからと言ってすぐに効果が上がるわけではない。
だからこそ、採算を度外視して国が直接の責任を持たねばならないと言うこと。

改革しないと言っては叩き、改革するといったら今度は反対する。だから、朝日はだめなんだよ。

>どこか世間受けを狙った「公務員たたき」のにおいがしないでもない。

朝日は世間受けを狙った政治家・役人叩きを毎日のようにしているだろ

朝日社説全文は以下。

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公務員制度―拙速では改革がゆがむ 
公務員制度の改革には二つの狙いがある。一つは「省あって国なし」と言われる官僚の縦割り意識を排し、機動力のある組織にすること。二つが官製談合など業界との癒着の温床となる天下りをなくすことである。

 麻生政権はきのう、こうした改革をどんな手順で進めるか、09年から12年までの「工程表」を決めた。

 柱は、各省の幹部人事を一元的に動かす「内閣人事・行政管理局」の新設と、早期退職慣行の見直しなどだ。

 政府はもともと新組織を09年度中につくる予定だったが、昨秋の首相交代などで調整が遅れ、来年4月以降に先送りした。近づく総選挙を意識してのことだろう、「改革後退」との批判を避けるため、日程だけでも先に示しておこうというのが工程表だ。

 だが、この新組織に人事院谷公士総裁が猛反発した。新組織に移管される給与のランク付けなどの機能は、公務員の労働基本権を制約する代償として、雇用主の政府からは中立の立場で人事院が担うとされた権限であり、こうした移管のやり方では憲法に抵触しかねないというのだ。

 甘利行革担当相は「移すのは労働基本権とは関係ない機能だけだ」と反論する。「人事院の組織防衛だ」との批判も政府与党にはある。

 工程表によれば、労働基本権の制約をどの程度緩和するか、今年中に政府の検討委員会で結論を出すとしている。ことは公務員の基本的な権利にかかわる。結論を得たうえで、人事院の機能移管を論じるべきではないか。

 一方、天下りについては、定年まで働ける環境づくりのための法整備や定年延長、再雇用などといった人事制度を順次、12年度までに整えるという。

 天下りをなくすには、人事制度を根本から改める必要がある。表向き、いくら根絶とか、あっせんしないと言ったところで、実態が変わらないのでは意味がない。他方で人事面での魅力が失われ、優秀な人材が集まらなくなるようでは困る。

 麻生首相はきのう、官僚OBが天下りを繰り返す「わたり」と天下りの、各省によるあっせんを「今年いっぱいで廃止するための政令を作りたい」と答弁した。つい最近まで、例外的にわたりを認めるとした政令を廃止しないと言っていたのに、豹変(ひょうへん)である。

 おかしいことを改めるのは結構だ。でも、工程表づくりといい、突然の答弁変更といい、どこか世間受けを狙った「公務員たたき」のにおいがしないでもない。

 どの政党が政権をとろうと、その意思に従う効率的な官僚機構をつくるのが改革の目的だ。大胆さは必要だが、拙速に進めて組織の士気や質が落ちては元も子もない。野党とも協議して、確かな制度設計をしてもらいたい。