朝日社説「衛星の衝突―宇宙ゴミの恐怖が現実に」:中国への批判なし

世界中の中国の衛星破壊実験批判に沈黙していた朝日が、今頃、言い訳のように中国の衛星破壊実験に言及、しかも批判なし。

■衛星の衝突―宇宙ゴミの恐怖が現実に
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20090216.html

●●●朝日の社説 Ver.139 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1231449353/l50

937 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 05:37:35 id:Ocv018sU0
>また昨年には米国も古い衛星を破壊した。こうした軍事実験は、宇宙を軍拡の場に
>するだけでなく、ゴミを増やすことによっても、宇宙をいっそう危険な場所にする。
大気圏への落下が迫った衛星を、有毒燃料が飛び散るのを防ぐために撃墜したが、
破片の多くは2日以内に落下し、残りも40日以内に落下したから、ゴミは増えていない。
中国だけを批判してはならないのか、それとも、SM-3迎撃ミサイルの効果が示されて
中朝の弾道ミサイルの政治的威力が減ったのが悔しいのだろうか。

940 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 07:16:59 ID:f/Gj7ENu0
■衛星の衝突―宇宙ゴミの恐怖が現実に

中国が衛星の爆破実験をした時は
「■衛星の爆破実験―宇宙ゴミの恐怖が現実に」
って社説は書かなかったくせによ。
今さらロシアとアメリカにかこつけて言い訳のように

>07年に世界を驚かせた中国による古い衛星の破壊実験では、2千個ものゴミがまき散らされた。
>昨年末にこのうちの1個が欧州の気象衛星に接近し、関係者をひやりとさせた。

なんて書いても意味ねーんだよ。
しかも
>また昨年には米国も古い衛星を破壊した。
またまたアメリカまで持ち出して中国を相対化ですか?

943 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 07:51:45 id:oOoIYSmQ0
>07年に世界を驚かせた中国による古い衛星の破壊実験では、
>2千個ものゴミがまき散らされた。昨年末にこのうちの1個が
>欧州の気象衛星に接近し、関係者をひやりとさせた。
>また昨年には米国も古い衛星を破壊した。

中国様も悪かったが、アメリカも悪いか?
実際に2000個撒き散らしたのと、「撒き散らさず、安全にw」破壊したのと
では、殴って死んだのと殴ってあざができたぐらい違うんですけど…。

947 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 09:23:26 id:wkfj3r6W0
中国様による衛星ミサイル破壊に一切の怒りを表さず、
いつもの「驚き」のひと言で片付けてて安心した。

951 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 15:10:58 id:uYXWFwS70
>こうした軍事実験は、宇宙を軍拡の場にするだけでなく、
>ゴミを増やすことによっても、宇宙をいっそう危険な場所にする。
>禁止に向けた働きかけを改めて強めたい。

素直で、いい意見だけど。中国が実験したときに、なぜ、社説でこれが言えなかったのかな?

952 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 15:17:59 id:Kn10fe2Y0
>07年に世界を驚かせた中国による古い衛星の破壊実験では、

世界を驚かせただと?世界中で中国への批判が巻き起こったときに
沈黙していた新聞が今さら白白しいんだよ。

953 :文責・名無しさん:2009/02/16(月) 16:17:29 id:QWzHg3aR0
世界を驚かせた
関係者をひやりとさせた

なにこのわーもうみんなびっくり♪みたいなノリ

朝日社説全文は以下。
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衛星の衝突―宇宙ゴミの恐怖が現実に あの広大な宇宙で、と驚いた人も多かったに違いない。

 シベリア上空約800キロの宇宙空間で先週、二つの人工衛星が出合い頭に衝突した。宇宙時代が幕を開けて半世紀、人工衛星同士による初めての宇宙の「交通事故」である。

 一方はすでに任務を終えたロシアの軍事通信衛星、もう一方は米国の現役の商用通信衛星だ。1トンもある「粗大ゴミ」が約500キロの衛星とぶつかり、ともに破壊された。

 宇宙空間には、今回のような用済みの衛星や、ロケットの燃えがら、あるいは宇宙飛行士が落とした工具まで、大小さまざまな宇宙ゴミが大量に飛び交っている。すでに小さな衝突は起きており、いずれこんな大きな事故も起きるのでは、と心配されていた。

 宇宙のゴミ対策は、もはや待ったなしの課題だ。

 小さいゴミも油断はできない。1センチほどでも、秒速数キロもの高速でぶつかれば衛星を破壊する威力がある。

 高度400キロの宇宙に浮かぶ国際宇宙ステーションには人が常時滞在し、日本人宇宙飛行士の若田光一さんももうすぐ加わる。ゴミとの衝突は、彼らの命を脅かしかねない。

 まず必要なのは宇宙ゴミの監視だ。人工衛星などにぶつかる危険が早めにわかれば、回避させることもできる。

 宇宙ゴミは、米国の宇宙監視センターが追跡している10センチ以上のものだけで約1万3千個にのぼる。それより小さいものを含めれば、何千万個にもなると推測される。

 日本も、米国の情報をもとに民間の観測結果を合わせて、衛星への危険を分析している。ただ、まだ手探りの状態だ。より早く、より正確にゴミの危険を判断できるよう、国際的な協力態勢を築きたい。

 また、なるべくゴミを出さないのが大事なのは、地上と同じことだ。

 衛星の設計や打ち上げ、衛星の寿命が尽きた後など、段階ごとにゴミを出さないためのガイドラインがある。用済みの衛星をできるだけ早く落下させるなど、さらにゴミを減らす技術開発の余地もあるのではないか。

 今回のような事故が深刻なのは、ゴミを一挙に増やすからでもある。その数はまだわからないが、周辺に大量の破片がばらまかれたはずだ。

 07年に世界を驚かせた中国による古い衛星の破壊実験では、2千個ものゴミがまき散らされた。昨年末にこのうちの1個が欧州の気象衛星に接近し、関係者をひやりとさせた。また昨年には米国も古い衛星を破壊した。

 こうした軍事実験は、宇宙を軍拡の場にするだけでなく、ゴミを増やすことによっても、宇宙をいっそう危険な場所にする。禁止に向けた働きかけを改めて強めたい。