朝日社説:4回目の「かんぽの宿」社説。朝日は絶対にオリックスを批判しない。

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虎尾の会:かんぽの宿
2009-02-14 | 今日の新聞から(ひとりごと)
朝日の朝刊。4回目の「かんぽの宿」社説。
「ひとまず収拾の方向になった」と書く。

責任は西川郵政社長であり、「官業体質へ逆戻りしてきた」西川郵政は、「この手痛い失敗を機に、民間会社として自立の道を歩む決意を新たにしなければならない」。うまくごまかせなかった失敗かい。

しかし、社説子は、今回の譲渡白紙撤回をまだ残念がるような書きぶり。社説の三分の一を使って、「心配なのは、未曾有の不況が深まるなか、今回より有利な条件で売却できるかという点だ」について書く。結びは、「売却をやり直しても大幅な損失が生じる恐れを覚悟しておく必要があるだろう」だ。まるで、オリックスがいいそうなセリフではないか。

社説も記事も「オリックス」とはいわず、「オリックス不動産」と書くが、オリックス不動産の社長はオリックスの副社長がなっているのだから、オリックスも宮内社長も無関係ではあるまい。

今回の「かんぽ問題」は日本郵政(それも西川氏の責任問題にして)で、オリックス側には何の関係もないような書きぶりがずっと続いている。

今回の疑惑についてもただ入札の最終段階で「レクセンター」が外された、という1点だけをあげるのみで、他の疑惑などは書かない(アドバイザーに1億とか支払ってる、とか話もあったが、朝日はこれを報道したっけ?)。

疑惑解明は、西川社長の説明と法務省の調査に待つだけ。
ジャーナリスト宣言」したのは、どこの新聞社?

かんぽの宿」問題で、国民は大新聞の正体も知ることができる。