朝日社説:「つくる会」への暴力を批判しませんが左翼仲間のNHKへの暴力は許しません

サラリーマンやってる猫の一匹集会所 より
http://14471.iza.ne.jp/blog/entry/933061
【朝日社説】「つくる会」への暴力を批判しなかった朝日が(嘲) 2009/02/27 21:00
2月25日付朝日新聞社
http://www.asahi.com/paper/editorial20090225.html#Edit1
NHK標的―暴力や脅しは許さない
(朝日社説抜粋)
『深い憤りを覚える。』
『だが、犯人像や動機がどういうものであったとしても、これらの事件を見過ごすわけにはいかない。』
『まぎれもない報道機関への暴力である。理由を問わず、決して許されることではない。』
『報道や言論を力で封じ込めようとする。あるいは人を脅して憂さ晴らしをする。そんな身勝手さは社会全体への挑戦でもある。』
『こうした暴力や脅し、いやがらせを認めない。その思いをあらためて社会で共有したい。』

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でも「新しい歴史教科書をつくる会」事務所への革労協反主流派による放火事件については一本の社説も書いたことのいない朝日新聞がねぇ(嘲)。

村山談話」式歴史観に反対する人々へのテロについては何の「憤り」も覚えないのが朝日新聞です(嘲)。

朝日社説全文は以下
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http://www.asahi.com/paper/editorial20090225.html#Edit1
2009年2月25日(水)付
NHK標的―暴力や脅しは許さない 
深い憤りを覚える。NHKを標的にした相次ぐ事件である。

 日曜日の夕刻、福岡放送局の玄関付近で「ボン」という音が響き、置かれていたガスボンベが爆発した。燃え広がることはなかったが、天井に穴が開くなどの被害が出た。

 爆発の直前、不審な男が現場にバッグを置いて立ち去った。その姿をとらえた防犯カメラの画像が公表された。

 この事件の翌日から、別の事件が続いている。

 東京・渋谷にあるNHK放送センターや札幌、長野、福岡の各放送局あてに、ライフルの実弾のようなものが送りつけられた。実弾らしきものが張りつけられた紙には、「赤報隊」の3文字が印字されていたという。

 いずれも狙いや意図はわかっていない。NHKは「脅迫など、特に警戒や注意を要するようなことは最近なかった」としている。爆発事件と不審な郵便物との関連性も、今のところは出てきていないようだ。

 だが、犯人像や動機がどういうものであったとしても、これらの事件を見過ごすわけにはいかない。

 放送局の玄関で爆発事件を起こすことは、まぎれもない報道機関への暴力である。理由を問わず、決して許されることではない。かりに、NHKの業務や放送内容に対して不満や恨み、言いたいことがあったのだとしても、なぜ言葉で伝えないのか。

 もしも「騒ぎを起こしたかった」などの動機だったとしても、あまりにもたちが悪い。幸いけが人はなかったが、一つ間違えばホールにいた人たちに危害が及びかねなかった。

 実弾らしきものの送りつけ事件も、無言の暴力である。いやがらせや愉快犯の可能性ももちろんあるが、受け取った側に薄気味悪さや恐怖心を抱かせようという意図がみてとれる。

 「赤報隊」の名は、87年に朝日新聞阪神支局で2人の記者が殺傷された事件などで犯行声明に使われた。一連の事件は未解決のまま時効を迎えたが、本社は今でも真相解明を目指している。NHKへの送りつけ犯が脅しのためにこの名を使ったとしたら、とんでもないことだ。

 報道や言論を力で封じ込めようとする。あるいは人を脅して憂さ晴らしをする。そんな身勝手さは社会全体への挑戦でもある。

 河村官房長官は「報道の自由という観点からしても、民主主義を脅かしかねない。極めて悪質なもので、政府としても看過できない」と懸念を示した。当然のことだ。

 警察には早く犯人を検挙し、動機などを解明してもらいたい。

 同時に、こうした暴力や脅し、いやがらせを認めない。その思いをあらためて社会で共有したい。