朝日社説「西松献金事件―国民の嘆きが聞こえぬか」:社民党にはとことん甘い朝日(嘲)

http://14471.iza.ne.jp/blog/entry/942817
サラリーマンやってる猫の一匹集会所  より
【朝日社説】社民党にはとことん甘い朝日(嘲) 2009/03/07 10:21

3月7日付朝日新聞社
http://www.asahi.com/paper/editorial20090307.html#Edit1
西松献金事件―国民の嘆きが聞こえぬか

 準大手ゼネコン、西松建設による違法献金事件が政界を揺るがせている。
 公設第1秘書が逮捕された小沢民主党代表のケースと同様に、自民党にも西松建設のダミー政治団体から多額の献金やパーティー券代を受け取った議員が何人もいることがあぶり出されてきたからだ。「いずれは自民党にも飛び火か」と取りざたされ、自民党内にもこの事件にあまり触れたくないという空気が漂っている。

 名前があがった自民党議員には、元首相をはじめ閣僚経験者や首相側近など、有力な政治家がずらりと並ぶ。不透明な政治資金をめぐる闇の深さに改めて驚き、あきれさせられる。

 このうち、二階経済産業相とその派閥が計868万円、森喜朗元首相、尾身幸次財務相が各400万円、加納時男国土交通副大臣が200万円を返却する意向を表明した。

 金額は小沢氏の場合より少ない。だが「政治資金規正法に基づいて正規に届けている」(二階氏)、「政治団体が西松(建設のダミー)という認識はまったくなかった」(山口俊一首相補佐官)という釈明はそっくりだ。

 公共事業をめぐる政官業の癒着構造にどっぷり漬かっていた点では、何の違いもないと言うべきだろう。

 さらに驚いたのは、政府高官が「自民側は立件できない」と記者団に語ったことだ。捜査にあたる検察は形の上では政府の一機関である。その政府の高官がこんな発言をすれば、捜査の中立性に疑念を招きかねない。

 暮らしや雇用、経済への不安が膨らむのに、政治はいっこうに展望を指し示せない。記録的な低支持率の麻生政権が続く閉塞(へいそく)感に加えて、この事態である。国民の政治不信、政党不信は深まるばかりだ。

 小沢氏の責任は重い。政権交代がかかる総選挙が目前に迫るこの時期に、結果として、挑戦者としての民主党の勢いを大きくそいでしまった。

 小沢氏を遠巻きに見詰めるばかりの民主党の議員たちも、ひとごとでは済まない。国民の不信に答える責任を果たせなければ、政権交代はするりと逃げていくかもしれない。社民党共産党との野党共闘も頓挫しかねない。

 二階氏をはじめ、西松建設のカネを受け取った自民党の議員たちも、返却すれば一件落着とはいかない。公共工事に影響力を持つ政府や与党の一員であればなおさら、国民が納得できる説明責任を果たさねばならない。

 いまの政治の停滞に大きな責任のある自民党と麻生政権に、「敵失」を喜ぶ余裕などあろうはずがない。

 「清潔な政治」を掲げる公明党はなぜ、こんなにおとなしいのか。

 2大政党のどちらにも1票を入れる気にならない。有権者の深い嘆きが政党や政治家に聞こえているか。
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>「清潔な政治」を掲げる公明党はなぜ、こんなにおとなしいのか。

確かにその通り。

だがちょっと待ってほしい(笑)。「おとなしい」どころか、小沢の「知らぬ、存ぜぬ、弾圧だ!」の電波機記者会見を「説明責任は果たした」と積極的に評価した社民党はどうなのよ? 常日頃は公明党以上に「『清潔な政治』を掲げ」てるんじゃないかったの?

やれやれ、朝日の「社民党マンセー」は病膏肓でありますな(嗤)。