朝日社説『G20サミット―結束し暴風に立ち向かえ』 :中国の影響力が高まっている。日本なんかどうでもよい。

何をどうすればいいのか?判らんがオバマがんばれ。日本なんかどうでもよい。
朝日新聞は中国様の発言力を高めたいと願っている。

2009年4月2日(木曜日)付 朝日新聞社
 ■G20サミット―結束し暴風に立ち向かえ
・存在感高めた新興国
・道は長く険しいが
IMF改革が試金石
http://www.asahi.com/paper/editorial20090402.html

●●●朝日の社説 Ver.141 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1237069015/

456 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 06:57:58 id:lORf/hxc0
■G20サミット―結束し暴風に立ち向かえ
もはや「先進国」なる語彙は死語にするべきである。
少なくとも20カ国の中に入った国々の間での区別には意味が無い。

>先進国クラブによる「G8サミット」では力不足だ。危機で「炎上」しているのは、何より先進国だからだ。
>一方、中国やインドなどの新興国は急成長し、21世紀に入ってその存在感を大いに増している。
>昨年11月にワシントンで急きょ開かれた初のG20サミットは、まさに時代の要請だった。

G20サミットが時代の要請なら、
「先進国」と呼称される国々が存在するという価値観そのものが役割を終えるのも時代の要請だ。

日本人には「まだまだ日本も世界に影響力がある!先進国なのだから!」という意識が強すぎる。
だが例えば、イタリアやカナダは先進国であるらしい。
それと比べて、中国やインドとどちらが国際社会に影響を与えるか?を考えた場合、
イタリアやカナダが、それほど重大な影響力を持っているとは思えない。中国やインドの方が上であろう。
もはや「先進国」というカテゴリーの存在自体が無意味である。
朝日新聞も途中までは同じ意見のようであるが、未だに

>利害が一致しにくい先進国と新興国、途上国との間に、求心力が生じるような方策を考えたい。

などと「先進国」「新興国」「途上国」の区別をしている。
新興国」「途上国」があるって事は「先進国」の存在を未だに認めているって事だ。
特に「先進国」と「新興国」の区別にはもはや何の意味もない。先に書いたイタリアやカナダの例がそれだ。
「先進国」「新興国」の区別は、経済的恩恵を受けながら果たすべき役割を果たすつもりはないという
非常に横暴な発言をする中国やインドといった連中を得させるだけの愚かしい行動だ。

と言うわけでG20サミットが開かれた時点で「先進国」は店じまい、というわけだ。
日本は「先進国」を率先して辞め、この語彙を死語とするべきだろう。
「もうそんな特権意識丸出しの区別は無意味ですよ」と。

これからは朝日新聞死刑廃止社説等々で「先進国の中で〜」などといったものを書かないように。

457 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 07:11:03 id:R4LL0m7N0
>G20初登場のオバマ米大統領には、多極化した世界にふさわしい指導力を発揮してもらいたい。
多極化を世界的な「群雄割拠」。それだけで不安定要因。朝日はアメリカの衰退と多極化が
良いことのように言うがそんなことはないと思う。

459 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 07:54:59 id:s0F40VCP0
>>456
>経済的恩恵を受けながら果たすべき役割を果たすつもりはないという
>非常に横暴な発言をする中国やインド

この一点につられすぎ。中国様にはまだまだ後進国でいてもらいましょう。
少なくとも政治体制と民度はイタリアカナダのはるか下の下だ。
下等国家に役割を果たさせることを目指してこその先進各国。事実そう働きかけをしていますがな。

460 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 07:58:16 ID:3RdcawXy0
>向こう1年間に各国は保護主義的な措置をとらない、という点で合意した。
>それなのに、この両方ともがすでに反故(ほご)になってしまった。

どうでもいいけど、ダジャレ親爺ギャグは勘弁して欲しいお

462 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 08:28:25 id:wizcdPHp0
ところで、オバマに頑張ってほしいというのはわかったが、
何をどうすればいいのか?
日本の運命もこの会議にかかっているというのもわかったが、
何をどうすればいいのか?

要約すると、
大事な会議だ。オバマ頑張れ。ということだ。
そんな社説?を日本人に読ませてどうなるんだ?

465 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 13:35:38 ID:44BCC8Og0
>そこで、中国など新興国IMFへの資金拠出を拡大し、発言力を高めたいと願っている。

朝日新聞も中国様の発言力を高めたい、日本の発言力を低めたいと願っている。

466 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 14:48:05 id:Wru74bCk0
■G20サミット―結束し暴風に立ち向かえ

現状報告だけで、だから日本はどうしましょう、が抜けているな。

IMFについて書いているが、中川前財務大臣がG7で何をやってきたか、あんた、朝日新聞さん、ご
存じない?
IMFのストロスカーン専務理事が、日本に対して、中川氏に対して、なんと評したか、ご存じない?
酔っ払いだの何だのと罵詈雑言を投げつけるのに夢中で、見ていませんでしたか?

朝日新聞さん、あんた、バカなの? 死ぬの?

467 :文責・名無しさん:2009/04/02(木) 16:05:28 id:MZEDMG8C0
>恐慌から保護主義が世界へと広がり、ついには第二次世界大戦を起こしてしまった歴史
だから日本の戦争は右翼化と天皇制と日本人が本来持ってる残虐性と侵略性じゃなかったのか?
今度日本の戦争責任とやらに触れるときにはちゃんと保護主義に関しても述べてくれよ

>そこで、中国など新興国IMFへの資金拠出を拡大し、発言力を高めたいと願っている
んなことよか国連にカネ出せっていえよ

488 :文責・名無しさん:2009/04/03(金) 07:48:04 id:KqaIgkbw0
今日の紙面に麻生総理の顔が全く載っていない
オバマベルルスコーニ、コキントウ等は載せているのに何故だ

この新聞会社は一体どこの国の報道機関なんだ?

489 :文責・名無しさん:2009/04/03(金) 07:58:03 id:E9c4BhyN0
>>488
なんだかな〜とは思ったが、
オバマとメドベージェフとベルルスコーニが肩組み合ってガッツポーズで笑ってる
その真ん前で、焦点の合わない目で仏頂面してるコキントーのどアップに
大笑いしてしまったのでよしとしたw

麻生外交を見せないためならコキントー程度さらし者にしても
痛くも痒くもないってことか?と。


朝日社説全文は以下

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G20サミット―結束し暴風に立ち向かえ
 現下の経済危機は文字通り世界を一変させた。激震が続く中、20を超える国や欧州連合の首脳らがロンドンに集まった。新しい時代に合わせた「G20サミット」という新しい枠組みによって、危機の克服に取り組む。

 21世紀に入って、世界経済のグローバル化は一段と加速した。これを推し進めたのが米国の金融力と、世界中からモノやサービスを買い込む借金体質だった。米国への輸出で世界各国が稼ぐ。輸出でためた資金が米国へ流れ込み、再び世界中へ投資される。盤石に見えたこの体制は「金融帝国」とすら呼ばれた。だが、米国を震源とする金融危機ですべてが暗転した。

 昨年9月のリーマン・ショックから半年。世界中が信用収縮でカネ詰まりになった。自動車ローンなど消費者金融も冷え込み、米国が借金をテコに世界から輸入する循環が逆回転を始めた。世界中が深刻な需要不足に陥り、各国の輸出産業は深手を負った。日本の輸出はほぼ半減してしまった。

 国際通貨基金IMF)の予想では、09年は第2次大戦後初めて世界規模でマイナス成長になる。世界貿易機関WTO)の推計では、ここ30年間にわたり拡大を続けてきた世界の貿易が、09年は9%も落ち込む。これも戦後最大の減少である。


■存在感高めた新興国

 国際労働機関(ILO)は、09年の世界の失業者数が最悪の場合、2億3千万人に達する可能性があると見る。2億人の大台を突破すれば初めてのことだ。まさに1930年代の大恐慌以来の異常事態である。

 米国中心の枠組みが崩壊していくショックを最小限に食い止め、世界経済をどう立て直すのか。この課題に取り組むには、先進国クラブによる「G8サミット」では力不足だ。危機で「炎上」しているのは、何より先進国だからだ。一方、中国やインドなどの新興国は急成長し、21世紀に入ってその存在感を大いに増している。

 昨年11月にワシントンで急きょ開かれた初のG20サミットは、まさに時代の要請だった。

 では、不況の暴風が吹き荒れるなかで開かれるロンドン会議は、危機にどこまで立ち向かえるだろうか。

 金融システムの崩壊を防ぎ、財政出動で不況の深刻化を食い止める。これらの最優先課題に、各国はすでに取り組みを進めている。だが、不協和音も聞こえてくる。

 財政出動について、国内総生産(GDP)の2%という規模を米国が各国に求めている。日本が同調し、中国も歩調を合わせている。逆に欧州は、将来の財政負担への懸念などから追加策には慎重だ。G20では数値目標の提示は見送り、対立を表面化させない方向だが、火種は残るだろう。


■道は長く険しいが

 いちばん難しいのは、保護主義を阻止することである。昨秋のG20では、世界各国による貿易交渉(ドーハ・ラウンド)を昨年内に合意させることと、向こう1年間に各国は保護主義的な措置をとらない、という点で合意した。それなのに、この両方ともがすでに反故(ほご)になってしまった。

 関税引き上げのほか、環境や安全を名目に輸入を制限する動きが相次いでいる。景気てこ入れに当たっては、自国の産業や雇用の維持を優先せよとの要求が強くなってきた。失業などで社会不安が高まれば、どこの政府も「自国優先」の圧力に抗し難くなる。

 恐慌から保護主義が世界へ広がり、ついには第2次世界大戦を起こしてしまった歴史を忘れてはならない。

 社会不安を防ぐために、各国とも弱者に配慮する必要がある。そのうえで、機会があるごとにG20の結束を確認して、保護主義的な措置をとることのないよう、互いに自制し牽制(けんせい)していくことが大切だ。

 金融の規制・監督体制を再構築する問題でも、規制を強調する欧州と慎重派の米国との距離は大きい。

 G20が結束して危機克服にあたろう。そう唱えてはいるものの、現実には難事業だ。それでも、新しいG20の枠組みを生かして各国のエゴを抑え込み、協調を引き出して、課題を一つずつ解決していく以外に道はない。

 G20の結束をもっと強める必要がある。そのためには、利害が一致しにくい先進国と新興国、途上国との間に、求心力が生じるような方策を考えたい。IMFの改革を、その契機にできないだろうか。


IMF改革が試金石

 いま中欧・東欧諸国が資金不足に陥り、金融危機を再燃させかねないと懸念されている。資金を補うのがIMFの役割だが、こうした事態が続発すればIMF自身の資金が不足する恐れがあり、G20でも資金力の強化がテーマのひとつだ。そこで、中国など新興国IMFへの資金拠出を拡大し、発言力を高めたいと願っている。

 渡りに船のはずだが、最大の出資国である米国は、影響力が低下するのを嫌い消極的だ。G20初登場のオバマ米大統領には、多極化した世界にふさわしい指導力を発揮してもらいたい。IMF改革が試金石となるだろう。

 ロンドン会議で目ざましい合意や対策が決まると考えるのは、楽観が過ぎよう。だが、ここから始まる長い過程が未来を左右する。日本経済の本格的な回復も、そこにかかっている。