『憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える』:「戦争でもやったらという極端な空気」を捏造する朝日社説

2009年5月03日(日曜日)付 朝日新聞社
憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える
・日本に広がる「貧困」
・安定社会への見取り図
・25条と向き合う時代
http://www.asahi.com/paper/editorial20090503.html

●●●朝日の社説 Ver.142 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1239959370/

335 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 06:16:16 ID:2rRs8nUl0
>派遣村の名誉村長で、反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士は
>「しわ寄せされた若者たちの間に、この社会をぶち壊したい、そのためなら戦争でもやったらという、
>極端な空気さえ感じることがある」と語る。

じゃあ戦争を望んでいるのは民主をはじめとした野党支持者じゃん。
そしてそれを煽るマスコミ。
太平洋戦争をまるで反省してないのはどっちなんだか。

336 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 06:28:22 id:SXM/WuLO0
ろくに教育の機会もなく少し長じては労働にかりだされ乳幼児のうちに
さまざまな疾患でばたばた死んでいく絶望的な現実が発展途上国
貧困。いくら同一に語れないとか留保されても、条件的にははるかに恵まれた
日本の状況を「貧困」というのはすごく違和感を感じる。いや、そりゃ
問題がないわけではないし朝日新聞の提起しようとしていることは
ある意味無難で了解不能ということでもない。それでも、「持てる者」の
戯言のように思える。

337 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 06:50:32 id:CLSoSSEv0
>司法修習生時代にこのNGOを知った安孫子さんは、かつてポル・ポト政権による住民虐殺が起きた
>カンボジアに足を運び、人権の状況を調べた。今月には、同僚と「人権で世界を変える30の方法」と
>いう本を出す予定だ。

ポルポトの大虐殺を黙認したのはどこの誰でしたっけね?

>「途上国は貧しくても、失業した人を受け入れる社会がある。日本の家族や地域共同体にそんな余裕
>はなくなっています」と安孫子さんは言う。

日本の家族制度や地域共同体を壊したのはリベラルサヨクだろ。

>派遣村の名誉村長で、反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士は「しわ寄せされた若者たちの間に、この社会をぶ
>ち壊したい、そのためなら戦争でもやったらという、極端な空気さえ感じることがある」と語る。

「戦争でもやったらという極端な空気」って凄いな。
要するに、誰かが発言したわけではなくて雰囲気が戦争を望んでいるってことでしょ。
そんなの感じれるか?

340 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 07:20:33 id:BNcb6ZIN0
憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える

>「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」。憲法25条のこの規定は、
連合国軍総司令部(GHQ)の草案にもなかったものだ。

要するにこの社説は日本国憲法の正当性についてしばしば言われること、
アメリカが造った憲法を押しつけられた」に対抗しようとして書かれた護憲論である。
日本人の意志も(多少は)反映されています、よと。

いわゆる「護憲」を語るときには憲法9条の引用が定番だったが、
もはや朝日新聞憲法記念日の社説にさえそれが消えてしまった。これも時代というやつか。

しかし敢えて9条と絡めるが、
憲法25条が「生存権」という大業な表現(生存する権利だから、死なない権利と言い換える事もできる)
で書かれている以上は、憲法9条と両立しないのではないか。
非武装中立」が、生存権を脅かさないと誰が言えるのだろうか。

自衛隊違憲論者(自衛隊解散論者)は、今ダンマリを決め込んでいる。今それを言えば憲法改正の口実にされるからだ。
しかし自衛隊違憲論者(自衛隊解散論者)は、決して「自衛隊は合憲だ」とも言わないのである。

憲法の前文を思い起こしたい。
>「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」
>やはり日本と世界の大転換期に誕生した憲法はよりどころとなる。

同じ全文にこういう有名な箇所がある。
>平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
つまり「我らの安全と生存を保持」するためには、我ら(日本人)以外の諸国民(と言うより諸政府と言った方がよい)が、
すべからく平和を愛し且つ公正で信義がある連中でなければならない。

ところが現実はそうではないから、「我らの安全と生存」が脅かされるという結論になる。
したがって「日本国憲法」などで世界を語るのは甚だ不適当なのである。

341 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 07:54:58 id:CLSoSSEv0
> 「非武装中立」が、生存権を脅かさないと誰が言えるのだろうか。

そうそう。
軍隊有り→戦争→死
軍隊無し→平和→生
こういう公式が無条件に語られてるけど、日本が過去の戦争に参加しなかったら平和になっていたとは言えない。

345 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 08:18:16 ID:9IbZKSY00
>右肩上がりの経済成長が続いていた間、国民はほとんど憲法25条を
>意識することなしに生きてきた。そんな幸福な時代が過ぎ、
>そこに正面から向き合わなければならない時がきたということなのだろう。
社会党全盛時代、高度成長もあって25条の「最低限度の・・生きる権利」は
一時流行語だったような記憶がかすかにある。意識無意識にかかわらず戦後
日本政治は25条=社会主義的所得の再配分。高額の相続税や累進所得税をみても
「金持ちから貧乏人へ」という強い意識があったと思う。
反面25条に裏付けられた社会主義的な税制と低負担高福祉がひどい借金国家になった
ひとつの原因。GHQのおかげで身分差別制度も地主小作制度も男女差別もなくなり機会の
平等は達成された。憲法25条は機会の平等ではなく結果の平等を目指す。やりすぎは危険。

350 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 09:12:01 id:DawE39SQ0
>「しわ寄せされた若者たちの間に、この社会をぶち壊したい、そのためなら戦争でもやったらという、

亜人に特権あたえる行為が、若者たちにしわ寄せすることになるのには気付かないのか。

355 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 10:33:16 id:v0Rm7Mr60
憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える
今日の社説、なんか強引に憲法記念日に結び付けようとしてる気が。。
聖書の中一節を 無理矢理に現実社会の事象に結び付けるキリスト教原理主義者の匂いがする。
「最初に25条ありき」みたいな・・・ 憲法教か?

356 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 13:07:35 ID:3Gp6m/sk0
>右肩上がりの経済成長が続いていた幸福な時代

左翼は、猛烈な物価上昇や水俣などの公害や経済優先から来る人間疎外を批判して
「くたばれGNP」とか言っていたんですがね。
それがいつのまにか「幸福な時代」・・・。w

357 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 18:06:39 id:rAif4aA40
あれ?9条は?

358 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 20:48:22 id:aaITpm81O
日本は途上国以下かよ手をかえ品をかえ日本を貶めるのに大変だな
しかも「不平不満の狂った無職の若者が暴発して戦争を起こさないのは平和憲法のおかげ」とは

ちなみに朝日が絶賛する「経済大国」中国は4%の裕福層に16%の中流層、残り80%は貧しい農民

360 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 21:47:56 id:vCpwCQ7Q0
憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える

最近は、平和憲法9条万歳! てのを前面に押し出したり、しないんだな。
『一億総中流』てのは、つまりは『結果の平等』だと思うんだが。それでいいのか。

361 :文責・名無しさん:2009/05/03(日) 22:41:42 ID:9IbZKSY00
各マスコミは9条そっちのけで一斉に25条。
こういう日本はある意味怖い。

朝日社説全文は以下
********************************************
憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える 戦後最悪という経済不況の嵐が世界を吹き荒れている。そんな中、62回目の憲法記念日を迎えた。

 昨年暮れから正月にかけて、東京・日比谷公園にできた年越し派遣村。自動車や家電企業から突然首を切られ、転がり込んできた労働者らが炊き出しの食事で命をつないだ。

 約20人の若手弁護士が作るNGO「ヒューマンライツ・ナウ」に属する安孫子理良(あびこ・りら)さんは正月、派遣村での法律相談会に加わった。

■日本に広がる「貧困」

 もともとこのNGOは、途上国の人権や貧困問題に取り組んできた。軍事政権下のミャンマービルマ)やパレスチナなどが関心の対象だった。

 司法修習生時代にこのNGOを知った安孫子さんは、かつてポル・ポト政権による住民虐殺が起きたカンボジアに足を運び、人権の状況を調べた。今月には、同僚と「人権で世界を変える30の方法」という本を出す予定だ。

 ところが、半年ほど前から国内での活動が増え始めた。住む所を追い出されたという失業者、突然帰国を命じられた外国人研修生……。そんな人々と一緒に、役所や企業に出向いて交渉する。派遣村に行ったのも、困った人を放っておけないと感じたからだ。

 「途上国は貧しくても、失業した人を受け入れる社会がある。日本の家族や地域共同体にそんな余裕はなくなっています」と安孫子さんは言う。

 岐阜県高山市を拠点とするNGO「ソムニード」は、インド南部で農業や林業支援を続けている。貧困から抜け出し、自立を目指す住民たちを手助けするためだ。だが、最近は飛騨の地域おこしにも力を入れ出した。

 「飛騨の山村に、インドと同じぐらい深刻な問題があるからです」と、竹内ゆみ子専務理事。過疎化でさびれるばかりの村。稲作指導でインドを訪れた人は、大勢の若者や老人たちが助け合う姿を見て「おかしいのは日本の方ではないかと思った」と話す。

 中国から来た農村花嫁に日本語を教え、村の空き家に都市の若者を招いて住民と交流する。地域に活気を取り戻す試みが続く。

 海の向こうの貧困問題に取り組んできた人々が今、自らの足元に目を向け始めている。

 むろん、途上国の貧困と、世界第2の経済大国の豊かさの中で起きるさまざまな現象を同一には論じられない。

 だが、人々の明日の暮らしが脅かされ、教育や医療の機会を奪われる子どもも出てきた。この状況を何と表現すればいいのか。やはり「貧困」という以外にない。この日本にも当たり前の人権を侵されている人々が増えているのだ。豊かな社会全体の足場を崩しかねない危うさが、そこにある。

 かつての日本に、もっとひどい「貧困」の時代があった。

■安定社会への見取り図

 昭和初期。漁業の過酷な現場で働く若者の姿を描いた小林多喜二の小説「蟹工船」が発表されたのは1929年。金融大恐慌が始まった年だった。日本でも経済が大打撃を受け、都市には失業者があふれ、農村は困窮して大陸への移住も盛んになった。

 そうした社会不安の中に政治テロや軍部の台頭、暴走が重なり、日本は戦争と破滅へ突き進んでいく。

 この過去を二度と繰り返したくない。繰り返してはいけない。日本国憲法には、戦争をくぐり抜けた国民の思いが色濃く織り込まれている。

 「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」。憲法25条のこの規定は、連合国軍総司令部(GHQ)の草案にもなかったものだ。後に文相を務めた森戸辰男議員らの要求で加えられた。

 だれもが人間らしく生きる権利を持つ。政府にはそれを具体化する努力義務がある。当時の欧米の憲法にもあまりない先進的な人権規定だった。

 憲法の描く社会の見取り図は明確だ。自由な経済活動によって豊かな社会を実現し、貧困を追放する。同時に国民は平等であり、教育や労働といった権利が保障される。

 多くの国民がこうした国家像を歓迎したのは当然だろう。日本人は懸命に働き、「一億総中流」と呼ばれる社会を築き上げた。

 その中流社会が今、崩れかけている。その先に何が待ち受けているのか。漠然とした不安が広がっている。

 派遣村の名誉村長で、反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士は「しわ寄せされた若者たちの間に、この社会をぶち壊したい、そのためなら戦争でもやったらという、極端な空気さえ感じることがある」と語る。

■25条と向き合う時代

 右肩上がりの経済成長が続いていた間、国民はほとんど憲法25条を意識することなしに生きてきた。そんな幸福な時代が過ぎ、そこに正面から向き合わなければならない時がきたということなのだろう。

 こんなしんどい時だからこそ、憲法の前文を思い起こしたい。「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

 転機を迎えているのは日本だけではない。世界の戦後秩序そのものが大きく転換しようとしている。そんな中で、より確かな明日を展望するために、やはり日本と世界の大転換期に誕生した憲法はよりどころとなる。