『党首討論―定例化し論戦の主舞台に』:自民党批判だけで首相や与党民主党に対する言葉が全くない異様な朝日社説

●何が「政権交代時代」だ。 新しい勝手な概念を一方的に造り上げやがって。・時代が代わった・としてルールを変えるってか?
自民党政権に対し、朝日新聞らマスコミは、当時の民主党党首小沢、次いで鳩山がやり続けてきた行動を一切批判しなかった。
繰り返される・審議拒否・、口を開けば・一刻も早く解散総選挙・・政権交代・。
●今日の社説、結局は「じみんとうはみんしゅとうさまをひはんするな〜!!!はなしあいに
おうじろ〜!!!!」って涙目になりながら喚き散らしてるだけだったなw
●異様な社説である。首相や与党民主党に対する言葉が、何一つ無い。 全て、谷垣氏に対する注文、言及で構成されている。
●公約にほころびが出てるのは確かだ。しかしだからといって云々、4年の任期 でと言ってる部分の論理構成がものすごく薄弱だよね。

2011年02月10日(木曜日)付 朝日新聞社
党首討論―定例化し論戦の主舞台に
http://www.asahi.com/paper/editorial20110210.html

●●●朝日の社説 Ver.155
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1294653354/l50

693 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 06:09:45 id:d8ySnjw20
>谷垣氏や公明党山口那津男代表が盛んに攻撃したように、民主党マニフェストに多くの破れ目が見えていることは事実だ。しかし、それを解散要求に直結させる議論には疑問がある。
>政治空白が生じるだけではない。その後の政権の枠組みづくりをめぐり混乱が続けば、結局は課題を先送りし、次の予算編成も再び当座しのぎに終わりかねない。
>総選挙でいったん政権を委ねたら、衆院議員の任期4年間はおおむね見守る。マニフェストの達成状況に対する評価は、次の総選挙で審判をくだす。それが、政権交代時代の基本的な政治の進め方ではないか。
>対立は深刻だが、トップ同士が何度でも議論を重ね、妥協点を見いだすしかない。そのためにも党首討論を定例化して頻繁に実施し、国会論戦の主舞台に位置づけ直すべきである。
(中略)
>国民は首相の考えと同時に、次に政権を担うかもしれない野党の党首の理念やビジョンにも関心があるはずだ。具体的な対案を示し、双方向の議論になるよう努めるべきだ。きのうの谷垣氏にも、一体改革の自民党案を丁寧に説明してほしかった。
>党首討論では、野党党首の言動もまた問われていることを心すべきだ。

これからは朝日新聞ジミンガーAと呼びたい

【政治】首相側近 「朝日新聞編集幹部は消費税引き上げとTPPへ参加、小沢切りを断行すれば菅内閣を社をあげて支援すると約束した」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1295831822/

694 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 06:33:13 id:tHZsXRyf0
>>691
> 衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」の下では、責任を「分有」する与野党の党首が、対等な立場で大所高所に立った政策論を戦わせる
>意義が一層増している。

えええええ〜っ?

695 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 06:36:54 id:OkT8dQ6V0
党首討論―定例化し論戦の主舞台に
>総選挙でいったん政権を委ねたら、衆院議員の任期4年間はおおむね見守る。
マニフェストの達成状況に対する評価は、次の総選挙で審判をくだす。
>それが、政権交代時代の基本的な政治の進め方ではないか。

何が「政権交代時代」だ。
新しい勝手な概念を一方的に造り上げやがって。・時代が代わった・としてルールを変えるってか?
4年どころか1年半の段階で既にマニフェストは破綻した。(もっと手厳しい事を言えば1年もたなかったかもしれない)
達成状況もなにもない。破綻したのだ。こうなれば「見守る」段階ではない。
なぜこう断言できるのか?民主党マニフェストを実行するための金は捻出できなかった。
無いことが明らかになったからだ。だからこそ税金を上げる話を朝日新聞も主張しているのだろうが。

>衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」の下では、責任を「分有」する与野党の党首が、
>対等な立場で大所高所に立った政策論を戦わせる意義が一層増している。

しかし朝日新聞らマスコミは、当時の民主党党首小沢、次いで鳩山がやり続けてきた行動を一切批判しなかった。
繰り返される・審議拒否・、口を開けば・一刻も早く解散総選挙・・政権交代・。
同じ事を別の政党がやったら、今度は非難するとは論理的に辻褄が合わないではないか?
キサマたちの・報道責任 ・に対しての言及が一切無いのはどういうことだ?
今日マスコミの言うことが正しいとするなら、今までの・報道・は不公正、不正義である。
なぜ偉そうに注文ばかりして、謝罪の姿勢が無いのか?

いずれにせよマスコミの報道姿勢も手伝って民主党はあまりにもダーティーな手段を使って政権交代してしまった。
このツケは今後もついて回る。

696 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 06:38:41 id:OkT8dQ6V0
さらに言うなら、お前たち朝日新聞社員らマスコミの言うその「政権交代時代」の報道について
覚悟しなければならない事があるんじゃないのか?これまで通りにいかないという事を理解できているか?
政権交代時代」は支持者も含めて対立する。という自覚はあるか?

政党の・コアな支持者・について、どう考えているんだ?
コアな支持者とは、例えばアメリカのティーパーティーのような連中だ。
想像くらいしてみろ。
ティーパーティーが推薦する候補をアメリカのマスコミがボロクソに叩き始めたら、
ティーパーティーの連中もそれに習い、手の平を返してマスコミと一緒になってボロクソに叩き始めるだろうか?
いや違う。その逆でマスコミに対する攻撃を始める。二大政党制を押し進める日本もこの状態に入った。

この朝日新聞の社説は、対決姿勢を明らかにする自民党谷垣総裁のみを攻撃している。
「谷垣の態度さえ改めさせれば」という旧態依然の視点しかない。
自民党の支持者あるいはシンパに谷垣の行動が支持されている可能性について考慮していない。
谷垣の行動を攻撃する事は、支持者を攻撃する事と同義となる。それが今の時代。
それが「政権交代時代」の恐ろしさだ。
朝日新聞などのマスコミは、谷垣一人を攻撃しているつもりでも、不特定多数の支持者を無自覚に攻撃している事になる。

もし民主党がクリーンな政権交代をしていたら、あるいは朝日新聞らマスコミが当時から衆参のねじれを利用した野党側の与党攻撃に対し
「これを許さず」という報道姿勢をとっていたら、少しは現状もマシだったろうが、全ては遅いのだ。過ぎたことなのだ。
民主党という政党に対する憎しみを持つという人を確実に生み出した。
政権交代時代」における報道、つまり政党攻撃、議員攻撃は、それ自体が不特定多数の支持者を無自覚に攻撃することになり
リスクが高く、実行するに当たっては「不特定多数の支持者をも攻撃しているのだ」という自覚と覚悟が絶対に必要になってくる。
それが「政権交代時代」だ。

698 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 08:11:16 ID:MN+8I0L0O
朝日が何と書こうが、裏切られたと思っている無党派層の失望感は無くならない。

699 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 08:24:36 id:FVmUxkYG0
今日の社説、結局は「じみんとうはみんしゅとうさまをひはんするな〜!!!はなしあいに
おうじろ〜!!!!」って涙目になりながら喚き散らしてるだけだったなw

>総選挙でいったん政権を委ねたら、衆院議員の任期4年間はおおむね見守る。マニフェストの達成状況に対する評価は、次の総選挙で審判をくだす。

えっ?自民党が政権を握ってた時には一刻も早く政権の座を降りさせようと必死でしたよね、朝日さん!
何で民主党に対しては「4年間見守るべき」、自民党に対しては「一刻も早い解散総選挙を!!!」なんですか、朝日さん!
それってダブルスタンダードですよね、朝日さん?

700 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 08:30:11 id:R4bRdK5xi
>>699
ボケ老人が社説を書いているんだろうな。

701 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 08:49:32 id:ntrs++YV0
>>700
朝・読・民主の談合だろ。日本の民主主義の絶望的な状況。

702 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 09:10:19 id:Y3SCwd1vO
結局民主党にしても、そのシンパである朝日も
自分らにはとことん甘く、相反する勢力にはとことん厳しいんだよな。
だから信頼されてないし、嘲笑される。

703 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 10:59:38 id:paZY++eO0
谷垣が言いたいことは要するに
民主党マニフェストを放棄してしまった。あのマニフェストを前面に出して国民から政権を移譲された以上、一度解散して
もう一度今度のマニフェストで国民の信を問え」ということでしょ。
別に間違ってるとも思わないが。

第一小沢の証人喚問問題ですら党内で決めきれず「国会で熟議を」とか言い出す無責任な与党に何が出来るんだ?
谷垣にもTPP問題や消費税問題で党をまとめきれないリーダーシップ不足の気はあるかもしれんが、それでも菅よりゃマシだ。

704 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 11:00:54 id:vUzGFzRS0
なぜ朝日は菅政権を無理やり続けさせたいのだ?

705 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 11:07:36 ID:/Ghiea+90
党首討論―定例化し論戦の主舞台に
異様な社説である。首相や与党民主党に対する言葉が、何一つ無い。
全て、谷垣氏に対する注文、言及で構成されている。
今日の社説では、首相、菅政権、民主党は全く無色透明な存在として描かれている。
彼らの行動による結果は『状況』として描かれ、彼らの意図や願望などは社説からは全て排除さ
れている。
これは、その対象について触れたくない、その対象を最大限守りたいときに朝日新聞が使う手法
で、例えば北朝鮮や中国などが絡んだときに多く用いられる。

> 国民は首相の考えと同時に、次に政権を担うかもしれない野党の党首の理念やビジョンにも
>関心があるはずだ。

今日の社説に書かれている、自民党や谷垣氏に対する注文、それそのものは、見るべき点が無い
わけではない。のだが、この主題で書くべき『現政権に対する評価』が何一つ無い以上、それも
ただの桝目埋めでしかない。
よって今日の社説は、読むべき点は何一つ無い、全く価値の無い文字の羅列だと言ってよい。

706 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 11:28:14 id:CCMpj4mc0
あの党首討論を見て「谷垣は自民党案を示すべき」と書くアカヒを疑うわ
与謝野を閣僚にすれば菅内閣を全力で支えるって密約が本当にあったんじゃないの?

707 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 11:44:37 id:uKmbrYQ60
>>480
> TPP担当相に船橋洋一就任浮上
> http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101225-00000001-gendaibiz-pol
> 船橋洋一
> 外交問題評議会(CFR)の正会員
> ダボス会議出席者
> 竹中の盟友(共著あり)
> 竹中と同じ米シンクタンク国際戦略研究所(IIE)所属経験
> 朝日新聞主筆小泉改革マンセー論調キーマン)

これはCIA工作員リストとして挙げられていた
「Crowley Files of 1996」と呼ばれる文書だ。
そこにCIA Sourcesとして2619人のリストがまとめられている。
http://cryptome.org/cia-2619.htm#C
朝日新聞の元主筆 船橋洋一氏もリストに乗っている。
Funabashi, Yoichi Ashai Shimbun, Washington, DC

708 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 11:48:57 id:tW4nz7yKO
>小沢鳩山の行動は一切批判しなかった

いいんスかオナニーおじさんそんなにハッキリ言って…
wwwwwwwwwwwwwww

709 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 12:12:59 id:oQ0NGU0E0
党首討論―定例化し論戦の主舞台に
>総選挙でいったん政権を委ねたら、衆院議員の任期4年間はおおむね見守る。
マニフェストの達成状況に対する評価は、次の総選挙で審判をくだす。
>それが、政権交代時代の基本的な政治の進め方ではないか。

それ政権交代時代とやら関係ありません、
というか解散総選挙のシステムは最初から政権交代を想定してますので今更論です

で、現在解散を要求している自民は、その是非や真意は別にして表向きは
「4年間(というか残り任期)も放置してたらおしまいだ」と思ってるから解散しろと言ってるんです。

どうしても「解散しない、任期いっぱいこのままやらせろ」というなら極端な話
「ダメだった時は『次の総選挙』の時に予め獲得議席のうちxx議席を今回反対した党に譲渡する、
その代わりうまくいったらお前らが寄越せ」とかの契約でもすりゃいいんじゃないかと

710 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 14:16:28 id:UXgUovb80
党首討論を見て、菅と朝日は思考回路や行動様式が良く似ていると思った。
高校無償・子供手当強行採決しながら、反省もせずに野党に協力しろ平気でダブスタを言う。
相手の質問に丁寧に答えず、逆質問して相手を黙らせようとする姑息な態度。
自民を味方にすべきなのに、どんどん敵に追いやっている。
党首討論見る限り、菅が自民に協力を要請しているようには見えない。逆に自民に喧嘩売ってるだけ。
菅のそういう人格が未熟で世間知らずで独善的なところが、朝日そっくり。

特に 知 的 レ ベ ル が朝日と同じ。
せいぜい二人仲良くお手手つないで世間の笑い者になってください。

712 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 15:03:34 id:DdiZ4DP/0
公約にほころびが出てるのは確かだ。しかしだからといって云々、4年の任期
でと言ってる部分の論理構成がものすごく薄弱だよね。

713 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 15:52:11 id:UXgUovb80
>民主党マニフェストに多くの破れ目が見えていることは事実だ。

実現可能なマニフェストをつくると「やる気があるのか」と
ボロクソに批判し、誇大なマニフェストを作るように煽ったのは
朝日新聞ではないか。

714 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 16:06:40 ID:2bpoXhY90
自民党の頃は一刻の猶予も許されないって論調だったような

715 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 16:59:26 id:UXgUovb80
菅は、右派の平沼を副首相にしようと画策するかと思えば、
左派の社民党と連立組もうとする。北方領土問題でギクシャク
しているロシアに向かって「許し難い暴挙」とか言って、ますま
す関係を悪化させてしまうし・・・。
菅は軽薄な人間だよな。
そいう所も朝日の軽薄さとすごく似ている。

716 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 17:04:58 id:UXgUovb80
菅と朝日は双子の兄弟みたい

717 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 18:05:17 id:Sz3Kq9B10
>>710>>716
菅(というよりもミンス全体)も朝日(ってゆーかマスゴミ全体)も
現実感や責任感に乏しく、政治的に正しいことと倫理的に正しいことの
区別がつかないあたりはホントそっくりだよな
こういう連中をマックス・ヴェーバーは「感情倫理的サンディカリスト」と呼んで
「職業としての政治」の中で批判してるけど

718 :文責・名無しさん:2011/02/10(木) 18:48:17 id:A1tnj7HK0
マニフェストがいろいろな現実や状況の変化のために実行できないのは、それでもいいと思う
後日検証可能なのがマニフェストであって、次の選挙の時にきちんと検証すればいいだけの話だから

ただ、今の状況は無駄を省いて財源を作るというマニフェストの大前提が崩れてしまっている
それを消費税増税で置き換えれば、また別の所に歪みが生じる
ガソリンの暫定税率維持みたいにね
まさにマニフェスト崩壊状態

各紙の社説は谷垣のそういう指摘を全く無視したような論調
解散総選挙しても、その後どうなるか分からないと菅は言ったけれど、
今の崩壊したマニフェストを強引に押し進めた後どうなるかも分からないよね

1回嘘をついたらその整合性をとるためにまた嘘をつかないといけなくなって、どんどん嘘を重ねていく
それよりも、1回リセットして正直になって正々堂々国民の審判を受けよう、という主張がどれだけ正論な事か

朝日社説全文は以下
**********************************
党首討論―定例化し論戦の主舞台に 与野党協議で成案をまとめるのが先か、衆院解散・総選挙で国民の信を問い直すのが先か――。

 菅直人首相の就任後、初めてとなるきのうの党首討論では、税と社会保障の一体改革をめぐる与野党の対立を解きほぐす糸口はみつからなかった。

 放っておいても毎年1兆円ずつ増える社会保障費。2年続けて借金が税収を上回る危機的な財政。一体改革が急務であるという認識は共有しながら、ともに解決策を探ろうという機運には程遠い。角突き合わせるばかりの与野党の現状に落胆を禁じ得ない。

 先の代表質問で、衆院解散が与野党協議に応じる条件だとハードルを上げた自民党谷垣禎一総裁は、党首討論でも同じ主張を繰り返した。

 国民の信を失った菅政権に大改革はできない。マニフェスト政権公約)を作り直して総選挙に臨むことが先決だ。それが改革を実現する「一番の近道」であると迫った。

 谷垣氏や公明党山口那津男代表が盛んに攻撃したように、民主党マニフェストに多くの破れ目が見えていることは事実だ。しかし、それを解散要求に直結させる議論には疑問がある。

 政治空白が生じるだけではない。その後の政権の枠組みづくりをめぐり混乱が続けば、結局は課題を先送りし、次の予算編成も再び当座しのぎに終わりかねない。

 総選挙でいったん政権を委ねたら、衆院議員の任期4年間はおおむね見守る。マニフェストの達成状況に対する評価は、次の総選挙で審判をくだす。それが、政権交代時代の基本的な政治の進め方ではないか。

 対立は深刻だが、トップ同士が何度でも議論を重ね、妥協点を見いだすしかない。そのためにも党首討論を定例化して頻繁に実施し、国会論戦の主舞台に位置づけ直すべきである。

 衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」の下では、責任を「分有」する与野党の党首が、対等な立場で大所高所に立った政策論を戦わせる意義が一層増している。

 菅首相はきのう、谷垣氏に何度か逆質問を試みたが、これまでの討論は、残念ながら、専ら野党の党首が首相を追及する一方通行が多かった。これでは通常の予算委などでの質疑と代わり映えせず、党首討論の名に値しない。攻撃的な非難の応酬に終始するなら、せっかくの論戦も実を結ばない。

 国民は首相の考えと同時に、次に政権を担うかもしれない野党の党首の理念やビジョンにも関心があるはずだ。具体的な対案を示し、双方向の議論になるよう努めるべきだ。きのうの谷垣氏にも、一体改革の自民党案を丁寧に説明してほしかった。

 党首討論では、野党党首の言動もまた問われていることを心すべきだ。