『君が代判決―少数者守る司法はどこへ 』:少数者の人権が多数の人権より優先するなどというキチガイ朝日社説

2011年01月29日(土曜日)付 朝日新聞社
君が代判決―少数者守る司法はどこへ
http://www.asahi.com/paper/editorial20110129.html

●●●朝日の社説 Ver.155 より
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1294653354/

404 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 06:39:13 id:mn02GLnt0
>■君が代判決―少数者守る司法はどこへ
>私たちは、式典で国旗を掲げ、国歌を歌うことに反対するものではない。ただ、処分を科してまでそれを強いるのは行き過ぎだと主張してきた。

そもそもその式典を実力で妨害しようとする馬鹿が出なければこんな通達まで出す必要ありません。

405 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 06:45:22 ID:94vMCSDU0
>判決理由からは、国民一人ひとりが大切にする価値や譲れぬ一線をいかに守り、なるべく許容していくかという問題意識を見いだすことはできない。
>「誰もがやっているのだから」「公務員なのだから」と理屈を並べ、忍従をただ説いているように読める。

式典というのは一定の「形式」に全員が従う必要があるの。だから式典というんだよ。
そこは、個人の思想信条の自由などを開陳する場所ではない。
個人を抑え、集団を構成する個として存在する場所だ。
「誰もがやっているのだから」慣習に従うべきだし、「公務員なのだから」尚更そのルールは守らなきゃならない。

>私たちは、式典で国旗を掲げ、国歌を歌うことに反対するものではない。ただ、処分を科してまでそれを強いるのは行き過ぎだと主張してきた。
>最後は数の力で決まる立法や行政と異なり、少数者の人権を保護することにこそ民主社会における司法の最も重要な役割がある。
>最高裁、高裁とも、その使命を放棄し、存在意義を自らおとしめていると言うほかない。

そもそも裁判に訴えることが間違い。
現在の教育政策に不満があるなら、民主的な手続きに従って政策変更させるのが筋。
現場の公務員が勝手にサボタージュしちゃダメ。

>ところが現在、教職員ばかりか、生徒や保護者、来賓の態度をチェックする動きが各地で報告されている。
>今回の高裁判決が、こうした息苦しさを助長することのないよう、社会全体で目を凝らしていきたい。

教師が生徒をオルグするから生徒の状態を監視するんだろ
こういうことやってるんだから↓

>君が代指導 実践例
>小4 在日韓国人君が代」は歌えませんの投書(朝日新聞)を読ませる。
>小5 朝日新聞の批判記事を読ませる。
>小6 「君が代」を戦争と関連付けて教える。
http://nandakorea.sakura.ne.jp/img/bakasayoku.jpg

406 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 06:57:09 ID:94vMCSDU0
あと、いつもの「住民サン」が突っ込みそうなところあるから先に潰しておくな。

「あれあれ?ここの住民サンは、sengoku38の反権力的行動を絶賛しながら、教師の反権力的行動は批判ですか?公務員は政府の決定に従うべきなんですか?従わなくてもいいんですか?」

sengoku38は組織の一員として行動しなかった点についてはルール違反であり、処分を受け入れるとしている。一方で教師は「無罪だ!処分するな!」としている。
sengoku38は国民の圧倒的支持を受ける反権力。教師は国民の支持を全く受けない反権力。
sengoku38は「日本は被害者なのだからビデオを公開してアピールすべき」とスジの通った主張をしている。教師は「式典でルールを守りたくない」というスジの通らない主張をしている。

一番のポイントは「sengoku38」は国民の圧倒的な支持を受けているという点な。
革命は失敗すりゃ極悪人だが、成功すれば英雄なんだよ。
何と言っても民衆の圧倒的支持があることがでかい。

朝日は「少数者の権利」とか誤魔化してないで、「誰も支持していない」という現実を受け入れよ。

407 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 06:57:59 id:HuF+A2Ct0
>判決理由からは、国民一人ひとりが大切にする価値や譲れぬ一線をいかに守り、なるべく許容していくかという問題意識を見いだすことはできない。
>「誰もがやっているのだから」「公務員なのだから」と理屈を並べ、忍従をただ説いているように読める。

朝日新聞は、社内行事でも思想信条を理由にすれば司会の言うことを聞かなくて良いってことか?
「整列するのは軍隊を想起させるから、整列しない自由がある」とかね・・・

409 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 07:08:00 ID:/21ohxeA0
君が代判決―少数者守る司法はどこへ
自分たちの価値観にそぐわない判決には徹底した攻撃を加える朝日新聞
だがどうせ自分たちの価値観に沿った判決(そういう解釈が可能な判決、例えば靖国神社絡みとか)が出されたときに、
「正しい判決は示された!政治はこの判決を無視するな!」という、これまた月並みな社説をどうせこの後も書くんだろ?
なにしろ朝日新聞だし。
自分(朝日新聞)の好まざる判決については公然とケチをつけ、自分(朝日新聞)の好みの判決についてはこれに従え、と言う。
俺達はこの朝日新聞の態度を見習えばいいだけだぜ。目には目を歯に歯をで、朝日新聞の言い分には容易に対抗できる。

>最後は数の力で決まる立法や行政と異なり、少数者の人権を保護することにこそ民主社会における司法の最も重要な役割がある。

明らかに間違った主張。少数者の人権が多数よりも優先するなどということはない。なぜって多数の側にも人権がある。
日の丸・君が代は必要だという側の思想・良心の自由は、人権はどうなるのだ?

>近年、この問題で都の処分を受ける教職員は減っている。
>違反すると、罰は戒告、減給、停職と回を追って重くなるうえ、定年後の再雇用が一切認められなくなるからだ。
>そんな脅しと損得勘定の上に粛々と行われる式典とは何なのか。いま一度、立ち止まって考える必要があるように思う。

そうだよ、これは人権だとかいう問題じゃねーんだよ。公務員の服務規定の問題なんだよ。
そもそもなんでぇ「損得勘定」ってのは?損をするからやらないのならその程度だったって事だろ?(ま、別にいいけど)
もし本当に使命があると自己を信じられるなら一色海上保安官殿のように「損」を考えずに行動できる。
要は君が代拒否教師どもの行動はその程度のモンだった。(ただし君が代拒否教師が行動しても俺は全く共感心が沸かない)
安全が保証されると思っていたから行動できた甘えきった連中に過ぎなかったって事だろ?

410 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 07:09:13 ID:/21ohxeA0
それからな、式典とは粛々と進められるものなんだよ。
何か式典にはトラブルがつきものだという歪んだ考えを持っていないか?朝日は。

>ところが現在、教職員ばかりか、生徒や保護者、来賓の態度をチェックする動きが各地で報告されている。

学級崩壊が問題と言われて、最近もそれが原因で自殺する教師も出ているというのに、
卒業式までをも崩壊させるような奴がいないかどうかチェックくらいするだろう。卒業式ってのはな厳粛な雰囲気の中で進行するもんだ。

>今回の高裁判決が、こうした息苦しさを助長することのないよう、社会全体で目を凝らしていきたい。

ところが朝日新聞ときたらそのチェックが息苦しいらしい。
「社会全体で目を凝らしていきたい」ってのは監視するってことじゃねーか。しかも「社会全体」で。
「息苦しさを助長することのないよう」って言ってる奴(朝日新聞)が、息苦しさを助長してんじゃねーよ。

411 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 07:15:23 ID:94vMCSDU0
式典って息苦しいものだけどな。
息苦しくて何が悪い。
全体がシーンとしてる中で、個を殺して埋没しなきゃならん。
そういう状況を学習する場でもあるんだよ。

412 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 07:21:04 ID:9wa28rpb0
君が代判決―少数者守る司法はどこへ
まずタイトルに対して
「だからって少数者の権利を重視するあまり、結果的に多数側へ不利益を被らせていいわけではない」

判決理由からは、国民一人ひとりが大切にする価値や譲れぬ一線をいかに守り、
>なるべく許容していくかという問題意識を見いだすことはできない。「
>誰もがやっているのだから」「公務員なのだから」と理屈を並べ、忍従をただ説いているように読める。

たかが2〜3時間の国旗掲揚、たかが5分程度の国歌の起立斉唱を
「なるべく」どころかまったく許容せず、その価値観を他者に押しつけようとしてるのが教師側ですが何か?
それと公務員が職務時間中において行政命令への服務義務を負うことの何がおかしいので?
都合いいときだけ職務時間中の彼らを私人扱いしないでください
以前基地外投稿スレで晒された
「国旗国歌が嫌だから、クラス担任の時も卒業式の日は有給取った」というアホ教師の方が
ある意味まだ理性的です、マイナス100よりマイナス99の方がまだマシだという程度にはwww

>国旗・国歌法が制定された99年、当時の有馬朗人文相は国会で
>「教員の職務上の責務について変更を加えるものではない」と言明し、
小渕恵三首相も「国民の生活に何らの影響や変化が生ずることとはならない」と述べた。

推測ですけど彼らは
「だって式典において国旗掲揚・国歌の起立斉唱は普通のことでしょ」という認識だったんでしょうね

413 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 07:35:18 id:dLu0uUxf0
てかまともな一般人にとっては、君が代の訴訟なんてどうでもいいわけよ
仮に教師が君が代を歌わない自由を求めて、それが認められたとしても
(注:教師が生徒に「君が代を歌わせない」「国旗を掲げない」ことを強制するのであれば話は別だけどな)
インテリノンポリ日経新聞などに至っては、社説のネタにすらしておらん

>私たちは、式典で国旗を掲げ、国歌を歌うことに反対するものではない。

嘘をつけ、嘘をw
だったらこんな判決華麗にスルーすりゃいいだけの話だろ、上述の日経みたいに
堂々と書けよ、おまえの思ってる事そのまんまを
君が代、日の丸は憎むべき軍国主義の象徴!」(←ところでこいつら60年前はどんなスタンスだったっけw)
天皇制クソ食らえ!なんでマッカーサー天皇を吊るさなかったんだー!」
キチガイ愛子は養護施設に入れてしまえ!」
ってな
また赤報隊に頭吹き飛ばされるのが怖いのか?ん?

414 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 08:07:51 id:jXnvKNEF0
>>■君が代判決―少数者守る司法はどこへ

 これ、読んだが、夢見る女学生みたいな文章を書いて、恥ずかしいと思わないのだろうか。
 社説に掲げる文章じゃないわな。
 ま、それだけ連中は追い詰められているってことなんだろうし、東京都の措置は正しいという
ことの証明だ。
 ちなみに司法は、公務員の意味を理解していない「少数者」を守る義務は全くない。

416 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 08:17:47 id:Kxa/7GVM0
>君が代判決

君が代で騒ぐ教師見ていつも思うんだが卒業生の一生に一度の卒業式をgdgdにして楽しいのか?
平穏に卒業式やりたいなら言い分を聞け(君が代やめろ)と言うのなら卒業生を人質にしてるのと同じだし
君が代の強制やめろ」って言い分も良く見るが自分達が「君が代を歌わない事を生徒の強要してる」事失念してるのか?

417 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:04:34 ID:9V2pPe4C0
この手のイチャモンはいつも
①俺様は日の丸・君が代が嫌いだ!
②強制・強要は不当だ!
の二つがゴッチャになってるんだよバカだから。

①なら、「じゃあ、先生方の好きな旗や歌を生徒が嫌いならどう対応してくれんの?」
②なら、「じゃあ、そもそも躾や教育ってナニ?」
って考えれば、これらがいかにアホな問題提起か一目瞭然だろうに
いまだにこんな愚にもつかんヘリクツを並べてるとは、しつこすぎて気色悪い。

418 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:06:56 id:nWV3cG1W0
朝日はいつも自分たちに都合が悪い判決ができると司法批判をする。もう日本から出ていけば。
法治国家なんだよ、日本は。

419 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:11:16 ID:/vULjMz80
朝日新聞はえらそうな社説を書く割には、中身がめちゃくちゃ。
過去に自分たちが書いた社説との整合性もとれないし、都合が悪いことからは逃げるし。
民主党と一緒。

421 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:26:14 ID:94vMCSDU0
国旗・国歌訴訟 起立・斉唱認めた妥当な判決(1月29日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110128-OYT1T01044.htm

こちらはすごく自然な社説。
右翼とか左翼とかの対立概念ではなく、国際社会・常識から判断してる

422 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:33:06 ID:7hnPhD/90
そりゃチョーニチの社説子とは
書いてる奴のオツムや常識のレベルが違うだろ
読み比べればチョーニチだけが際立って支離滅裂だ

424 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:40:51 id:mPYl01gb0
>>422
朝日得意の後出しじゃんけんをしなかっただけマシかな。

426 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 09:54:18 ID:7B/S18SX0
朝日の社説は論理が破たんしまくり。一貫性が全くない。

427 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 10:19:45 id:UPruXAR40
君が代判決―少数者守る司法はどこへ

いやぁ休日の朝、久々に朝日の強烈な電波を浴びてクラクラするわ。
これだからアサヒウォッチャーは止められん。
しかし、この異常な怪文書を載せることを 誰か止めようとしなかったかね?
書いたヤツは 自分の書いたこの文章を読み返して、異常だと思わんのかね?
読売や産経の極々まともな社説を読んでどう思ってんのかね?

428 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 10:44:26 ID:0cry4LPg0
この程度のことが社説にまでなることのほうが異常
ある意味、原告団の目論見は成功しているとも言える

431 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 11:51:16 id:AbUWFnll0
君が代判決―少数者守る司法はどこへ

>近年、この問題で都の処分を受ける教職員は減っている。

当たり前だわな。
国旗・国歌に反対するという狂った思想を持ち出して 式典を台無しにする・・・
違反とか罰則とか以前に、人としてこんな非常識はしないって。

>違反すると、罰は戒告、減給、停職と回を追って重くなるうえ、
>定年後の再雇用が一切認められなくなるからだ。

そんなの公務員なんだから当たり前だろ。
従えないつーなら、職業選択の自由も有るんだから
日の丸・君が代の無い学校で教えれば? の一言だ。

>そんな脅しと損得勘定の上に粛々と行われる式典とは何なのか。
>いま一度、立ち止まって考える必要があるように思う。

損得勘定を考えて式典に出てる奴なんて
極々ほんの一部の狂ったアカ教師だけだろうに。
そもそも式典は粛々と行なわれるものだ。
卒業式は国や自治体が「あなたが○○過程を終了した事を認めます」という証書を授与する場だ。
朝日は卒業式を「生徒の卒業を祝うお楽しみ会」とでも思ってるのか?

433 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 12:06:25 id:LxHv6AsF0
君が代判決―少数者守る司法はどこへ
中国や北朝鮮が嫌いだと言って公の場で彼の国の国旗や国歌を無視したら
国際人として失格だしトラブルになる。これ社会人の常識。
教育現場の常識と社会の常識とのギャップが大きいのに驚いてしまう。
腰パンなど服装の乱れといい、今の日本の教育はおかしい。
教師達の独りよがりで自己満足の教育になっている。
会社が変な教育を受けた日本の若者より、外国の若者を採用したがるのも無理はない。
経団連が大量移民を提唱してるが、新規採用を全て外国人にする気だろう。
このままでは日本の若者は会社に採用されなくなってしまう。
もし採用されても、受けてきた教育と社会常識のギャップの大きさに衝撃を受け、
社会になじめず、会社を辞めてひきこもりやニートになってしまう。

443 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 15:42:18 id:NqNKclEB0
朝日記者はまず自分の所の社旗について語れw

469 :文責・名無しさん:2011/01/29(土) 18:35:50 id:MRzGSJCh0
しかし「国のために死ぬのは嫌だ!」って連中が自衛隊には入らないように
「国旗国歌に尊敬を払うのは嫌だ!」ってなら税金から給料が出る公立の教師になんかならなきゃいいのに。
朝日をはじめとするサヨク連中はどうしてここまで頭が悪いんだかマジで不思議だわ。

朝日社説全文は以下
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君が代判決―少数者守る司法はどこへ
 数々の演劇賞を受賞した永井愛さん作・演出の喜劇「歌わせたい男たち」(2005年初演)は、卒業式の日を迎えた都立高校が舞台だ。

 教育委員会の指示通りに式を進めようと必死の校長。君が代斉唱の時、起立しないと決めている教師。そんな葛藤があることを知らぬまま、ピアノ伴奏を命じられた音楽講師……。

 根はいい人ばかりなのに、みな消耗し、傷つき、追いつめられていく。

 芝居の素材になった都立高校で働く教職員ら約400人が、君が代の際に起立斉唱したり伴奏したりする義務がないことの確認や慰謝料を求めた裁判で、東京高裁は請求をすべて退ける判決を言い渡した。「起立や伴奏を強制する都の指導は、思想・良心の自由を保障した憲法に違反する」とした一審判決は取り消された。

 極めて残念な判断だ。ピアノ伴奏を命じることの当否が争われた別の訴訟で、最高裁は07年に合憲判決を言い渡している。高裁はこの判例をなぞり、斉唱や伴奏を命じたからといって個々の教職員の歴史観や世界観まで否定することにはならない、だから憲法に違反しないと結論づけた。

 判決理由からは、国民一人ひとりが大切にする価値や譲れぬ一線をいかに守り、なるべく許容していくかという問題意識を見いだすことはできない。「誰もがやっているのだから」「公務員なのだから」と理屈を並べ、忍従をただ説いているように読める。

 それでいいのだろうか。

 私たちは、式典で国旗を掲げ、国歌を歌うことに反対するものではない。ただ、処分を科してまでそれを強いるのは行き過ぎだと主張してきた。

 最後は数の力で決まる立法や行政と異なり、少数者の人権を保護することにこそ民主社会における司法の最も重要な役割がある。最高裁、高裁とも、その使命を放棄し、存在意義を自らおとしめていると言うほかない。

 近年、この問題で都の処分を受ける教職員は減っている。違反すると、罰は戒告、減給、停職と回を追って重くなるうえ、定年後の再雇用が一切認められなくなるからだ。そんな脅しと損得勘定の上に粛々と行われる式典とは何なのか。いま一度、立ち止まって考える必要があるように思う。

 国旗・国歌法が制定された99年、当時の有馬朗人文相は国会で「教員の職務上の責務について変更を加えるものではない」と言明し、小渕恵三首相も「国民の生活に何らの影響や変化が生ずることとはならない」と述べた。

 ところが現在、教職員ばかりか、生徒や保護者、来賓の態度をチェックする動きが各地で報告されている。

 今回の高裁判決が、こうした息苦しさを助長することのないよう、社会全体で目を凝らしていきたい。