誰にでも分かる嘘を書く朝日新聞社説

朝日新聞社説 2008年12月14日
衆院再可決―「3分の2政治」もう限界

>国会冒頭、首相は民主党を激しくなじり、対決をあおった。

誰にでも分かる嘘を書くところがすごいね朝日は。

>まずは解散にうって出て、本格的な政権運営は総選挙で小沢民主党と決着をつけてから。
>そう決意してのことだったろう。
ないない、ないないない!
だから、憶測や希望的観測で社説を書くなと何度 書かせせりゃ気が済むんだ?
麻生は「解散」の「か」の字も語ってないだろう。
お前ら赤字転落のアサヒを筆頭としたマスゴミが、選挙特需欲しさに
「○月○日解散、○月○日選挙か!」とか何度も何度も「捏造とばし記事」を書いてただけだろが。
国会冒頭で、民主に逆質問したのは、
「もう安倍や福田の時みたいに、重要法案の際に審議拒否や引き延ばしは止めようね。」
と小沢に釘を刺して国会に引きずり出そうとしてたんでしょ。普通にそう思ったが。

> 第2次補正予算案の今国会提出を断念した理由のひとつは、関連法案を成立させるには
>「60日ルール」で再可決するしかなく、それには日数が足りないからだった。

ようやく、これ、解説したか。
「なぜ二次補正を先送りしたのかわからない」とか、言っていなかったか、お前さんがた。
判っていたんなら、最初っから言えよ、バカ。
そして、今日の社説も、民主党や他野党の人々の思惑がまるっきり欠けた内容。
給油活動についても、それを止めたらどうなるか、という観点が何もない。
単に「首相が悪い」「自民党が悪い」に終始している。


朝日社説全文は以下

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http://www.asahi.com/paper/editorial.html#syasetu1
2008年12月14日(日)付 衆院再可決―「3分の2政治」もう限界 
先週末の国会で、補給支援特措法と金融機能強化法の改正案が、与党の「3分の2」以上の多数による衆院再可決で成立した。

 重要法案と位置づけた両法案の成立で、この国会の山は越した。麻生首相はそう考えているかもしれない。

 しかし、与野党の論戦が活発に行われたとはとても言えない。

 とりわけ、インド洋での給油活動を延長する補給支援特措法改正案の審議は、著しく緊張感を欠いた。昨年、国会承認やイラク作戦への油転用疑惑で激しい論戦が交わされたのを忘れたかのように、審議や採決の日程をめぐる駆け引きばかりが目立った。

 民主党の対応も筋が通らなかった。解散・総選挙への思惑から、衆院では法案を駆け込みで通したのに、参院では一転、引き延ばしにかかった。

 だが、この国会の審議を空洞化させた、より大きな責任は首相にある。

 国会冒頭、首相は民主党を激しくなじり、対決をあおった。まずは解散にうって出て、本格的な政権運営は総選挙で小沢民主党と決着をつけてから。そう決意してのことだったろう。

 だが、世界的な金融危機と選挙情勢の悪化が首相の戦略を狂わせた。

 解散もできない。かといって、民主党との間に話し合いの機運はない。その結果、首相には「3分の2」による衆院再可決に頼るしか、政策を前に進める方法がなくなった。

 第2次補正予算案の今国会提出を断念した理由のひとつは、関連法案を成立させるには「60日ルール」で再可決するしかなく、それには日数が足りないからだった。

 首相が「景気最優先」を看板に掲げるのなら、大胆な妥協で民主党に協力を求める道もあり得たのに、自らその扉を閉ざしてしまった。

 年明けの通常国会が、さらに茨(いばら)の道になるのは間違いない。「3分の2」政治には与党の結束が欠かせないが、そこが怪しくなっているからだ。

 世論の評価が低い定額給付金と、骨抜きになった道路特定財源一般財源化には自民党にも反対を唱える勢力がいる。17人が採決で反対に回れば、再可決に必要な数に欠けてしまう。

 求心力を失った首相から距離を置く動きは与党内で強まるだろう。票目当てのばらまき要求も増す。民主党との対決どころか、与党との妥協にきゅうきゅうとする政治に陥りかねない。

 再可決頼みの政治に展望はない。やはり総選挙で民意の支持を受けた政権を早くつくるしか、道はないのだ。

 「仮に3分の2を失っても、私は何も恐れはしない。国民の信が私の背にあれば、粘り強く野党を説得し、答えの出せない不毛な対立に終止符を打てる」。首相就任直前、論文でそう宣言した初心に首相は立ち返るべきだ。