朝日社説:成人の日−お前らは何も考えずに「こぎ手」になれ。朝日が「かじ取り」をするから 

http://www.asahi.com/paper/editorial20090112.html
2009年1月12日(月)付 朝日新聞社
成人の日―荒海のなかへ船出する君

●●●朝日の社説 Ver.139 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1231449353/l50


成人の日を迎える若者向けの社説でも選挙モードになっていて笑ったw

朝日って成人の日(成人式)反対じゃなかった?
遊園地での成人式を「新成人はネズミ踊りに喜んでいる」
荒れる成人式は「暴れる方が正しい、主催者(自治体の長)が悪い」と書いた。

>成人の日―荒海のなかへ船出する君

自衛隊の若者に書いたつもりのコラムを思い出した。
自己中心的だよな。団塊の世代がしてきたことのつけを、
まるで人事のように、若者におしつけてるばかりか、説教
までこいてる(居酒屋の)おっさんレベルの社説だな。

「俺たち(団塊の世代)もまだまだ頑張るが、これから成人する君たちも
頑張ってくれないか」なら、話はわかるってもんだ。
団塊の世代のおっさん連中が世代的な中心であったがために、世代的な
中華思想にどっぷり浸かってることを自覚してないから、困る。


>荒海に乗り出す船は、若いこぎ手を求めている。

かじ取りとかじゃなく、「こぎ手」ってところが笑える。
若者の味方のようなツラをしてるが、うっかり本音が出たってところか。

ガレー船 を連想した。

「かじ取り」は、オピニオンリーダーである俺たちジャーナリストに任せろ。
 お前ら「若いこぎ手」は、何も考えずに民主に投票すればいいんだよ。

>選挙は世の中を動かすきっかけとなる。
>とりわけ今回は日本の政治の姿が大変わりする可能性があるのだ。

与党も野党もだらしがない日本の政治こそ、今もっとも変化が期待できない分野だろ。
いくら新成人が相手とはいえ、こんな詭弁が通用すると思うなんて舐め過ぎ。

朝日社説全文は以下。

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成人の日―荒海のなかへ船出する君 「ついてないよな。大変な時代におとなになってしまったもんだ」

 成人の日を迎えた君たち若者の胸の中に、こんな思いが膨らんではいないだろうか。

 まさに津波のような経済危機のまっただ中だ。景気はどんどん悪くなる。勤め先が倒産した。採用の内定を取り消された。そんな話を知り合いや先輩から聞けば、自分はどうなるかと不安や焦りも募るだろう。

 昭和から平成へと変わるころに生まれた世代である。ものごころがつくころにはバブルがはじけ、右肩上がりの時代を知らない。若いヒルズ族やIT長者がもてはやされたのも、いっときのことだった。

 これから先に待っているのは少子高齢化の社会だ。多くのお年寄りを、少ない働き手で支えなければならない。老後の年金は、いまのお年寄りほど手厚くない。それなのに、国が背負う借金のツケをしっかり回されるのだ。

 目を世界に転じれば、グローバル化の大波が、強者と弱者、金持ちと貧乏人などさまざまな格差を生んできた。資源やエネルギーの浪費は、地球の温暖化をもたらした。

 こうしてみると、巡り合わせの悪い世代といえるかもしれない。

 しかし、嘆いてばかりでは、その若さが泣こうというものだ。

 一筋縄ではいかない世の中だからこそ、あきらめず、逃げ出さずに現実と向き合ってほしい。

 時代を変えるのは若者の力だ。

 若者たちは過去を知らない。経験もあまりない。だからこそ、いままでのやり方にとらわれない自由な発想ができる。新たな視点は、思いもよらぬ解決へのカギになることもある。

 そんな若者の新しいやり方や価値観を、いまの世の中をつくったおとなたちが、真剣に受けとめられないとしたら情けない話だ。

 今年はちょうどいいチャンスだ。衆議院の選挙がある。

 選挙は世の中を動かすきっかけとなる。

 とりわけ今回は日本の政治の姿が大変わりする可能性があるのだ。

 数は力、という。ただでさえ人数の少ない若者の声は、なかなか世の中へ届きにくい。おまけにこの国の政治家は、年配の人ばかりに顔を向ける習性がある。選挙で投票に行くことが期待できるからだ。

 傍観者のままでいると、若者が抱える問題は置き去りにされかねない。

 楽に暮らせる時代ではないからこそ、だまっていてはいけない。

 せっかくおとなになったのだ。ちょっと投票所に行ってみよう。若者の一票一票を積み上げてみよう。

 荒海に乗り出す船は、若いこぎ手を求めている。