『盧前大統領の死―隣国の政治の悲劇を思う』:韓国の親北朝鮮勢力の増大と社会の混乱を「民主への流れ」と大嘘を書く朝日社説

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独書録May24,2009 
盧武鉉前大統領の自殺についての各紙社説  より
韓国の盧武鉉前大統領が自殺した。自業自得だ。韓国では儒教思想により、公的な立場や権力を私物化し、血縁者に利益を供与するのが常態化している。今までの大統領のほとんどが辞めた後に罪に問われているのはそのためだ。諸外国からみれば異常な国家である。

血縁者への賄賂だけの問題ではない。盧武鉉前大統領は、反日・反米を強く押し出し、新北朝鮮姿勢を明確にしていた。北朝鮮の延命に手を貸したのは明白であり、世界に与えた損失は死んで償えるものではないのだ。

このような事実を踏まえて、各紙が社説を書いているかというとそうではない。24日の各紙社説の見出しを書く(産経は別テーマであった)。

読売:盧武鉉前大統領疑惑の中での尋常ならざる死
毎日:盧武鉉前大統領衝撃的な最期だった
朝日:盧前大統領の死―隣国の政治の悲劇を思う

最も上記視点に即して書いているのが読売だ。次いで毎日、朝日の順になる。予想通りではあるが。
(略)

朝日新聞は読売とも毎日とも違い、相変わらず思い込みや事実歪曲による社説だ。

前大統領の自殺を「『歴史の清算』を目指したのにできず、司法の裁きに耐えかねたのだろうか」と書く。これは朝日の想像にすぎない。韓国ですら自殺の理由がはっきりしていないのだ。「歴史の清算」云々を持ち出すのは、自殺の理由の一部を日本のせいにしようとしているように思える。

また、朝日新聞は「曲折はあっても、韓国には独裁から民主への一貫した流れがある」と書くが嘘だ。金大中盧武鉉は、大統領時代に親北政策をとり、北朝鮮に韓国を併合させるかのようであった。韓国内に親北左派が増大したのは事実である。「民主への流れ」とは正反対であった。毎日の社説にあるように金大中が「私の体の半分が崩れたような心情」というのももっともである。

にもかかわらず朝日新聞は平気で嘘を書く。「民主主義を深めて市民社会を成熟させ」たというのもどうか。左翼市民がデモやストを繰り返し、社会を混乱させたのではなかったか。社説から抜粋する。

↓ここから
(略)
かつて政権と検察の癒着が激しかったが、盧氏は検察の独立を保証し、陪審制導入を含む司法改革を支えた。過去の権力犯罪の解明にも切り込んだ。

そういう盧氏も旧弊は断ち切れなかったということか。
●「歴史の清算」を目指したのにできず、司法の裁きに耐えかねたのだろうか。
(略)
●曲折はあっても、韓国には独裁から民主への一貫した流れがある。
そしてこの20年あまり、民主主義を深めて市民社会を成熟させ、経済の発展という輝かしい成果をあげてきた。
(略)
↑ここまで