『国連制裁決議―日本がすべき事を冷静に』:野党の意見不一致を自民党の責任にする朝日社説

2009年6月14日(日曜日)付 朝日新聞社
■国連制裁決議―日本がすべき事を冷静に
http://www.asahi.com/paper/editorial20090614.html

●●●朝日の社説 Ver.143 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1243892626/l50

311 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 03:16:19 id:XRSuziDt0
>自民党の一部には、この新法づくりを野党の分断や
>解散日程の先延ばしの口実にしようとするかのような空気もうかがえる。党利党略に走っているときではない。

下衆の勘繰りというか何と言うか、同じ戦法を繰り返し使うのは頭の悪い証拠ですな。
民主は分裂して旧社会党の屑が逝った方がはるかに有利だと思うし、もしそうなったら自民にほぼ100%勝ち目はないと思うが(俺でも民主に入れる)
朝日にとってはそういう”新民主党”は擁護するに値しない存在というわけか。

312 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 05:22:02 id:ZhkvJl7N0
民主党勝利(チョウニチ:民主マンセー!)
→民主分裂、左派勢力は社民へ
→結局自民とさほど変わらない、在日参政権付与も見送りとなる
(チョウニチ:こんなはずじゃなかったニダ、民主見損なったニダ)
→やっぱり社民ニダ

314 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 05:41:46 id:LF4uAupx0
■国連制裁決議―日本がすべき事を冷静に

>周辺事態という認定がなくても検査活動を可能にする新法を求める声が、
自民党民主党内に出ている。政府も検討を始めた。 (中略)
>日本は今回の決議づくりに積極的な役割を担った。
>必要とあれば決議に盛られた措置を行えるように法整備を考えるのは当然だろう。

「法整備を考えるのは当然だろう」と朝日新聞が己の立場を明らかにした事は誠に立派である。
なのになぜ次のような結論が来るのだ?

自民党の一部には、この新法づくりを野党の分断や解散日程の先延ばしの口実にしようとするかのような空気もうかがえる。
>党利党略に走っているときではない。

まず最初に今さら「解散日程の先延ばし」もなにもないもんだ。衆議院議員の任期の関係からもう引き延ばせないのだから。
すると問題は「野党の分断」である。これは分断される方に問題がある。
「法整備を考えるのは当然だろう」というのが朝日新聞の立場であるが、
野党の中には「法整備を考えない」勢力がある。
もしこれらの勢力が民主党と分断という結果に相成ったとして、それを自民党の責任にするのには無理がある。
分断したらしたでそれは全て「法整備を考えない」勢力が分断を決断したという事に他ならない。

民主党社民党と連立政権を組む事を合意したようだが、あれは実に早まった決断だった。
今からでも考え直す必要があるだろう。

317 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 07:02:39 id:H8DgQE8m0
>■国連制裁決議―日本がすべき事を冷静に

その「すべき事」か冷静なのか「すべきでない事」が冷静でないのか。
政治家の冷静さを失った行動を言うのか。人間冷静さを失うと判断を誤る。それならわかる。
読み始める前に想像した「非冷静」かつ「すべきでない事」は社説子がいつも社説で牽制する
敵地先制攻撃論かと思いきや最後の二行の船舶検査の強制立法化が自民の党利党略らしい。

自民党の一部には、この新法づくりを野党の分断や解散日程の先延ばしの口実に
>しようとするかのような空気もうかがえる。党利党略に走っているときではない。

憲法9条か。これを唐突にも自衛隊による船舶検査の強制是か非かにまで独自解釈で拡大したようだ。
ちと神経過敏なのでは。社説子と仲間内の集団妄想共鳴は暴走し自民の党利党略にまで行ってしまう。
9条拡大解釈極(曲)大化と自民党の陰謀妄想の膨張。社説子はもっと冷静に・・・・

319 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 08:13:22 id:EWngcz850
■国連制裁決議―日本がすべき事を冷静に
>そもそも憲法9条の下で、どのような国連決議があっても、
>日本が自国の防衛以外の目的で軍事力を行使することはあってはならない。そうした大原則の下で、
>今回の決議を有効にするために何ができるかを考えたい。

現実に 北から散々挑発されて攻撃されとるがな。
船舶検査は、日本の正当な防衛手段の一つだ。

>問題は、こうした目的を果たすために現行法をどう使うか、どこまでの新たな法整備が必要なのか、
>現実的な有効性の面から冷静に検討することだ。

「冷静に検討することだ」だの「何ができるかを考えたい」などと朝日が書く時は、
『何もせずに先延ばしにしろ』ってことなんだろ。
しかしな、以前の社説で朝日がそうすべきだと提言した通りに
日本は今回の国連の決議づくりに積極的な役割を担ったわけだ。
ならば日本が先頭に立って船舶検査くらいしなくてどうするよ? 日本海での話しなんだぞ。
まさか朝日は以前の社説を書いた時点で、こうなる事を想定していなかったわけではあるまいな?

320 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 09:29:38 id:EWngcz850
散々「日本は国連決議作りの中心を担うべきだ」とか書いといて
何を今さら憲法9条だ?
国連の制裁決議の先には、当然、武力行使だってあり得る。

321 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 10:08:47 id:z1mCjqoR0
前から気になってたんだけど、
社説書いてる人の辞書には「冷静」という言葉はどう定義されてんのかいね?

322 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 10:25:14 id:r1OcA5+g0
「くれぐれも親愛なる将軍様の邪魔になることはするな」という意味だろ

323 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 10:25:21 ID:6kmnlwXv0
>>321
自分たちの望み通りの結論が出ていないから
もう一度考え直してこい。

324 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 14:34:38 id:lNq6TD1+0
>そもそも憲法9条の下で、どのような国連決議があっても、
>日本が自国の防衛以外の目的で軍事力を行使することはあってはならない。
小沢一郎さん・・・

325 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 17:55:55 id:YvfDE2ts0
>>324
朝日は小沢は以前から嫌いだよ。
自民がそれ以上に嫌いなだけで。

326 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 18:30:02 id:Ku9H0vqc0
朝日の対北朝鮮外交の主張は一貫して「圧力一辺倒はダメ、粘り強く対話を」だったのに、
今日の社説では軍事は否定しつつも外交圧力一辺倒で対話が影を潜めて、完全にブレてしまったな。

327 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 19:55:08 ID:3uxpJIuSO
冷静に考えて対話外交は北朝鮮をつけ上がらせるだけだった
冷静に考えてやっぱり北朝鮮には強硬にいくしかない
冷静に考えて座して犠牲者を出すくらいなら敵基地攻撃も考慮しなきゃならない
冷静に考えてると北朝鮮憲法9条など知ったこっちゃない

328 :文責・名無しさん:2009/06/14(日) 20:01:44 id:H8DgQE8m0
>日本が自国の防衛以外の目的で軍事力を行使することは
>あってはならない。そうした大原則

読みようにっては1956年の鳩山一郎の自衛のための
条件付先制攻撃可能論を踏襲するものか。
「自国の防衛以外の目的で・・・あってはならない」というなら
それ以外はつまり自衛のための軍事力行使=先制攻撃を不可能とは言い切っていない。
方針転換かな。まさか。

朝日社説全文は以下
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国連制裁決議―日本がすべき事を冷静に 北朝鮮に対する制裁決議が国連安全保障理事会で採択された。2度目の核実験からまもなく3週間。時間はかかったが、国際社会としての強い意思を、全会一致で示せたことを高く評価したい。

 北朝鮮には、国連加盟国として決議を受け入れる義務がある。即刻、核を放棄し、弾道ミサイル開発も中止しなければならない。しかし、現実はそうなるどころか、逆方向に動いている。

 北朝鮮は決議の採択に反発し、新たに抽出するすべてのプルトニウムを兵器化する、ウラン濃縮にも着手すると表明した。さらに「封鎖されれば戦争行為とみなす」と激しく牽制(けんせい)した。北朝鮮の挑発と国連による対北措置の応酬が続くことになるかもしれない。

 決議の目的は、北朝鮮核兵器やミサイルの開発をやめさせることだ。軍事的な衝突を避けつつ国際協調に基づく「圧力」を通じて実現させなければならない。そのためには各国が結束を一層強め、粘り強く取り組む。それが最も現実的な道である。

 決議の実施に日本はどう参加すべきか。政府や各党では、海上自衛隊海上保安庁による公海上での船舶検査が焦点になっている。

 現行の船舶検査活動法は、日本への武力攻撃の可能性がある「周辺事態」が前提だ。そのため、周辺事態という認定がなくても検査活動を可能にする新法を求める声が、自民党民主党内に出ている。政府も検討を始めた。

 日本にとって北朝鮮核兵器やミサイルが、重大な脅威であることはいうまでもない。日本は今回の決議づくりに積極的な役割を担った。必要とあれば決議に盛られた措置を行えるように法整備を考えるのは当然だろう。

 決議が各国に要請しているのは、核兵器関連物資など特定の禁止品目を運んでいると「信じるに足る合理的情報がある」船舶の検査である。しかも「その船が所属する国(旗国)の同意」という条件も付いている。

 情報を得て出動するが、その貨物船が検査に応じなければ後を追う。近くの港に入った段階でその国が検査する。そんなイメージだ。

 問題は、こうした目的を果たすために現行法をどう使うか、どこまでの新たな法整備が必要なのか、現実的な有効性の面から冷静に検討することだ。

 そもそも憲法9条の下で、どのような国連決議があっても、日本が自国の防衛以外の目的で軍事力を行使することはあってはならない。そうした大原則の下で、今回の決議を有効にするために何ができるかを考えたい。

 自民党の一部には、この新法づくりを野党の分断や解散日程の先延ばしの口実にしようとするかのような空気もうかがえる。党利党略に走っているときではない。