『鳩山新政権へ―「政権主導」の強い基盤を』:1つの社説の中で「政治主導」を支持したと思ったら、 今度は「官僚主導」を支持する精神分裂社説。

2009年9月2日(水曜日)付 朝日新聞社
■鳩山新政権へ―「政権主導」の強い基盤を
・かぎ握る国家戦略局
・政官の新たな協働を
・党の結束あってこそ
http://www.asahi.com/paper/editorial20090902.html

●●●朝日の社説 Ver.145 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1250941837/l50

357 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 03:06:40 ID:8gzKKHP70
>>355 乙です。
朝早くから、ご苦労様です。

社説の内容がないような。
民意に背かないようにがんばれってことか。

359 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 06:54:28 id:saVu3B/T0
■鳩山新政権へ―「政権主導」の強い基盤を
 >官僚の側にも注文がある。戦後の日本の繁栄を支え、国益を担ってきたという自負を、
 >新しい政治の枠組みの中で生かしてもらいたい。公平で効率的な行政のあり方を進言し、
 >政権が人気取りに走ろうとすれば歯止めをかける。そんな新しい「官」の姿をつくる気概を見せてはどうか。

「政権が人気取りに走ろうとすれば」って、人気取りか人気取りではないかってのは誰が決めるんだよ。

『官僚主導はダメだ!』『これからは政治主導だ!』などと散々言ってきて、
「政権が人気取りに走ろうとすれば歯止めをかける」ってアホか朝日新聞

元々官僚ってのは人気取りのために仕事をしてしない。人気を取る必要が無いから。
逆に政治家は人気取りのために仕事をする必要がある。投票行動によって得られた地位だから。

 >これまで財務官僚を中心に下からの積み上げでつくられていた予算編成のプロセスをひっくり返し、
 >優先すべき政策を決め、下へおろす。

民主党は「子育て支援」や「高速道路無料化」などといった優先すべき政策を実現するために
国家戦略局 なるものを造るという。

だけど「子育て支援」や「高速道路無料化」ってのは 『人気取り』そのものだ。
ここで官僚が「子育て支援」や「高速道路無料化」に歯止めをかけてしまったら、
それこそ「官僚支配だ!」とされることだろう。

もはやこれからは官僚機構は政権の人気取りのための「マシーン」となる。
新聞やテレビなどのマスコミも、世論もそうなる事を支持したのだから。
「官僚が歯止めをかけろ」だとかなんだとか、これまで言ってきた事と全く逆の事を言いだし、
新たな責任を官僚に、かぶせることはできない。
政権が人気取りに走るのに歯止めをかけるのは本来我々有権者の筈だろう。
ただし今回民主党の圧勝劇は「政権の人気取り」を有権者が支持した結果である。

それより問題は朝日新聞論説委員だ。同じ社説の中で「政治主導」を支持したと思ったら、
今度は「官僚主導」を支持する。
精神分裂病患者が社説など書くな。

361 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 07:32:07 ID:8ZfPN86c0
>白地に絵を描く作業の始まりである。

え? 白地?? そなの??? マニフェストは…
どうせ赤地に絵を描けだろ。
アフガンへの陸自派兵はどうなったの。

362 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 08:02:56 id:tUQQ7XCQ0
民主党が先日の社説に同調したようです

マニフェスト一部凍結要求へ 社民、連立入りで民主に

衆院選で圧勝した民主党は2日夕、連立政権樹立に向け、社民、国民新両党との3党による正式協議に入る。
社民党は(1)民主党衆院選マニフェスト政権公約)に明記した衆院比例代表定数の80削減方針凍結(
2)3党間の連絡調整機関設置―などを連立参加の条件として強く求める方針で、国民新党も同調する構えだ。

 連絡調整機関について社民党は、同機関での合意がなければ閣議決定できない仕組みにするよう求める考えだが
民主党は「政府と与党の二元体制になりかねない」(幹部)と否定的で、どこまで要求が受け入れられるかは見通せない。

 連立協議は、民主党直嶋正行政調会長社民党阿部知子政審会長ら政調会長レベルでスタートする
衆院選公示前にまとめた「3党共通公約」をたたき台に、外交・安全保障分野も含め協議し
最終的には幹事長も入れて合意を目指す。

 社民党は、共通公約の内容についても実現に向けて優先順位を付けるよう求める方針で
秋の臨時国会では生活保護母子加算復活を要請。来年の通常国会に向けては
製造業派遣を原則禁止するための労働者派遣法改正、後期高齢者医療制度障害者自立支援法
廃止などの実行を求める。

 民主党の看板政策である「子ども手当」創設は「所得制限もなく、ばらまきだ」(社民党幹部)として
連立入りの条件とはしないまでも反対の立場を表明。高速道路無料化も「余計な財源が必要で
地球温暖化対策に逆行する」(同)と再考を促す。外交・安保では日米地位協定改定や
自衛隊海外派遣のための恒久法は制定しないことなどを訴える考えだ。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/119151

363 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 08:16:35 ID:5Ihbunw60
>■党の結束あってこそ

党は結束しても問題は連立の社民と国民。
尻尾が犬を振るようにならねば良いが。これが一番の波乱要因。
細川護煕が辞めたのはNTT株の件だったが資産家鳩山はどうかね。
資産形成・献金の不祥事で嫌気が差してあっさり辞めるかも。
そうなれば次は岡田か。

364 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 10:00:45 id:Np15hT7y0
>政権の屋台骨を支える閣僚については、基本的に途中で交代させないという
>長期戦略も必要ではないか。

ここ重要。鳩山内閣の閣僚の不祥事を、アサヒは報じませんよ宣言だろこれ。

365 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 10:19:45 id:Np15hT7y0
米国が民主党の外交・安全保障政策に懸念を示していることはスルーし、
小沢との二重権力構造への不安も表さず、
社民党憲法審議会の凍結を要求していることにも触れず、
「政権党」とマスコミの蜜月のはじまりですか?

366 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 10:38:23 id:Np15hT7y0
>>362
>連絡調整機関について社民党は、同機関での合意がなければ閣議決定できない仕組みにす
>るよう求める考えだが民主党は「政府と与党の二元体制になりかねない」(幹部)と否定的

これこそアサヒのねらったところ! 
アサヒの考えに最も近い施策を、超少数党の社民党を使って実現できる。
民意を反映してねえだろw

367 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 13:16:33 ID:4RuzmvuG0
これからは民主党が実現出来ない公約を反故にしたら全部
「君子豹変しました」と言うつもりかね。

国民を馬鹿にしたこういう報道姿勢がいつまで続けられることやら。


368 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 13:28:52 id:yhPECopy0
西松建設事件で、小沢の秘書を「指揮権発動して逮捕させるな」
と公言している人物が紙面審査員をやっている朝日新聞に、
民主党政権のチェックを期待すること自体ナンセンスです。

369 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 13:39:28 id:Np15hT7y0
鳩山の故人献金やらの違法行為も今後一切なかったことになるな、アサヒ的には。
右傾化の動きをみせなければだがw

370 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 14:00:36 id:TQ4abdSJ0
■鳩山新政権へ―「政権主導」の強い基盤を

いきなり、タイトルに違和感。
『政権主導』って、なんだ? 今までは『政治主導』って言っていなかったか?
社説内では『長年の自民党政治を変える、官僚主導から国民主導の政治へ』というものが『民意』
であると書いているのに、出来上がるものは、『国民主導』ではなく『政権主導』らしい。
政権を獲った民主党が全てを主導する、ということか。一党独裁風の単語だな。

そして、社説の後ろの方では『政治主導』という単語もある。
何がなんだかわからん。

社説から判る『政権主導』とは、首相を意思決定の頂点とし、国家戦略局の局員が判断し、その
指示に従い官僚が動く、という仕組み。
だけど官僚は、プロ意識と国益を担うという自負を持ち、その知識と経験を元に政治家に進言し、
助言し、忠告し、人気取りの政策には歯止めをかけなければならない。
そういうものらしい。
なんだ、結局は官僚頼みか。

> 140人を超える民主党の新人議員たちにも考えてほしいことがある。
> だが、同時に、政権党として決めた結論には自らも責任を負うことをしっかり認識する必要
>がある。民意によって与えられたパワーをいたずらに分散させることがあってはならない。

党議拘束は守れよ、ということだと読んだ。
下っ端は意思決定機関の指示に従うように。それが民意だ。

371 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 14:13:51 id:O1IBpHnb0
>>370
書いている当人もわかってないんじゃない?
ちゃんと校正してるならこれから先、何が主導するのかを揃えるだろうに。

もしくは、用意していた原稿の書き直したらちぐはぐとか?

372 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 14:35:50 id:wFjEv+S10
■鳩山新政権へ―「政権主導」の強い基盤を
昨日の社説と同様、何をポッポを甘やかしてるのやら
>官僚は、知識と経験を兼ね備えた政策の企画や執行のプロ集団だ。
>政権の下支えとしてその力を引き出せなければ、政権運営はとてもおぼつかない。
>官僚の側にも注文がある。戦後の日本の繁栄を支え、国益を担ってきたという自負を、
>新しい政治の枠組みの中で生かしてもらいたい。

相変わらず「官僚の方が一方的に政権に気を遣ってやれ」と、アホかと馬鹿かと
散々言われてることだが、単なるイエスマンではない官吏を使いこなすのも為政者のスキルだ

>政府に加わらない多くの与党議員たちにも、政治家として自らの責任で発言し、
>政策づくりのプロセスに意見を反映させるべく、大いに行動してもらいたい。
>だが、同時に、政権党として決めた結論には自らも責任を負うことをしっかり認識する必要がある。
>民意によって与えられたパワーをいたずらに分散させることがあってはならない。
要約:
みんなで鳩山執行部を盛り上げろ、
意見が異なるからって党内反対派閥だの離党だのもってのほかだ、聞いてんのか前ナントカ!

いやまあ、
ちゃんと反対意見も聞いてその上で自身の責任において決断する上司ならそれもありだろうけど
「上級官僚は全員事前に辞表提出!」おまけに小沢浄瑠璃のポッポじゃなあ(嘆息)

375 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 15:49:38 id:mcBKrUO3O
朝日の「羽織りゴロ」が何で「民意」を盾に社説で号令してるんだろうかwそれは羽織りゴロの「民意」だろ
浮ついてんのは新聞屋とテレビくらいだよ

376 :文責・名無しさん:2009/09/02(水) 22:02:28 id:XRlWzrTe0
君子は豹変してよいか?
これを言ったらマノフェストなんてものは意味が
無くなってしまう。
内政問題は状況が変化したという言い訳が効くかも
しれない。
問題は外交だが、民主党が反対してきたことは
外国からも評判が悪いし変更のこの際しょうがない。
ただしだ、外交は政争に使ってはいけないのだ。
だから変更するなら、その反省を表明した上でやらざるを
えないだろう。
猿にも出来るのだから反省しなさい。

朝日社説全文は以下
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山新政権へ―「政権主導」の強い基盤を 
民主党鳩山代表は、途方もない重荷を負って荒海に乗り出す船長の思いではなかろうか。

 特別国会で16日、首相に選出される。船出までに政権が政治を主導する態勢を築かねばならない。過去にモデルはない。白地に絵を描く作業の始まりである。

 鉄は熱いうちに打て、という。

 総選挙直後に朝日新聞が行った世論調査では、政権交代を「よかった」、民主党政権に「期待する」と答えた人がともに7割前後に達した。長年の自民党政治を変える、官僚主導から国民主導の政治へ。そうした民主党の訴えに対する熱い思いが読みとれる。

■かぎ握る国家戦略局

 この民意にどう応えるか。まず重要なのは、司令塔として政府全体に号令をかけ、果敢に政策の優先順位を判断していく人事、組織づくりである。

 内閣と与党の意思決定のプロセスを一元化する。官僚への丸投げではなく、政権党が責任を持って決める。これが民主党の掲げる政権主導のシステムだ。「国益」「国民益」重視の政権運営の仕組みに根っこから変えていきたいということだろう。

 そのために、約100人の与党の国会議員が政府に入って、省庁ごとに大臣を中心にした政治家集団で政策づくりを主導する。官僚のおぜん立てに乗るのではなく、まず政治家が判断し、官僚を動かす。そんなイメージだ。

 この「政権主導」「脱・官僚依存」の仕組みを動かす鍵は、新設される首相直属の「国家戦略局」が握る。

 これまで財務官僚を中心に下からの積み上げでつくられていた予算編成のプロセスをひっくり返し、優先すべき政策を決め、下へおろす。外交政策など国家ビジョンの策定にもあたる。

 首相を頂点にした意思決定の扇のかなめに位置する組織である。

 この方向は時代の要請でもあろう。だが、自民党政権時代は、経済人や学者を交えた経済財政諮問会議霞が関の巨大な官僚組織が束になって取り組んできた仕事だ。それをまったく新しい組織で動かそうというのだから、大変な大手術になるのは明らかだ。

■政官の新たな協働を

 だからこそ、戦略局の担当閣僚の人選は大事であり、難しい。政策に明るいことはもちろん、党内外の抵抗を封じる強力な政治力が求められる。国会議員だけでなく、民間の人材も積極的に登用し、意欲と能力のあるスタッフをそろえるべきだ。

 民主党政権が最重視する行政のムダと不正の排除に取り組む「行政刷新会議」。担当相は財源をひねり出すだけでなく、政治と行政を透明化し、有権者の積年の政治不信をぬぐう任務も負う。自民党政権時代と何が変わるのか、成果を直ちに出さねばならない。

 財政政策を直接仕切る財務相。党内や連立与党を調整しつつ、外交交渉の先頭に立つ外相。政府のかなめを握る官房長官。これら主要閣僚の人選にしくじれば、新政権はすぐにも立ち往生してしまうだろう。

 政権の屋台骨を支える閣僚については、基本的に途中で交代させないという長期戦略も必要ではないか。

 官僚機構との間に、活力に富んだ協力関係を築くことも重要である。

 政治主導は当然のことだが、限られた数の政治家がすべてを担うわけにはいかない。

 官僚は、知識と経験を兼ね備えた政策の企画や執行のプロ集団だ。政権の下支えとしてその力を引き出せなければ、政権運営はとてもおぼつかない。

 官僚の側にも注文がある。戦後の日本の繁栄を支え、国益を担ってきたという自負を、新しい政治の枠組みの中で生かしてもらいたい。公平で効率的な行政のあり方を進言し、政権が人気取りに走ろうとすれば歯止めをかける。そんな新しい「官」の姿をつくる気概を見せてはどうか。

■党の結束あってこそ

 140人を超える民主党の新人議員たちにも考えてほしいことがある。皆さんを当選させ、政権交代を実現させた民意は、民主党に何を期待しているのかをである。

 政府に加わらない多くの与党議員たちにも、政治家として自らの責任で発言し、政策づくりのプロセスに意見を反映させるべく、大いに行動してもらいたい。

 だが、同時に、政権党として決めた結論には自らも責任を負うことをしっかり認識する必要がある。民意によって与えられたパワーをいたずらに分散させることがあってはならない。

 そのことを一番身に染みて感じているのは、今回の選挙戦を事実上、指揮した小沢一郎代表代行かもしれない。

 16年前、自ら主導してつくった細川政権が短期間で崩壊したのは、八つもの政党・会派が寄り集まった与党内の結束の乱れが大きな原因だった。

 西松建設からのダミー献金事件で秘書の公判を控えていることもあって、小沢氏は今回は閣内に入らず、引き続き党で選挙対策を担う考えのようだ。

 代表代行のままなのか、幹事長に就くのか。いずれにせよ、その力と経験を「鳩山首相」の指導力の確立に大いに役立ててほしい。

 巨大与党を結束させていくのは容易なことではない。だが、それができなければ、大変な課題を前に新しい政治に託した民意に背くことになる。