朝日社説:マニフェストは無視せよ。外交・安保政策は社民に譲れ、消費税は値上げせよ、高速無料化は撤回せよ

2009年9月3日(木曜日)付 朝日新聞社
■3党連立協議―玉虫色合意で禍根残すな
http://www.asahi.com/paper/editorial20090903.html

●●●朝日の社説 Ver.145 より
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1250941837/l50

387 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 06:03:47 id:uoc2K6DP0
■3党連立協議―玉虫色合意で禍根残すな

衆院で「308」という巨大政党に膨れあがった民主党だが、参院での議席数は過半数に少し足りない。
社民党国民新党を味方につけて過半数を固めれば、予算や法律をすんなりと成立させることができる。
>安定した政権運営のために連立を模索するのは当然のことだ。

本当に当然かい?連立には反対だ。組む必要が無い。
民主党政権の予算や法律がすんなりと成立しないってのがどういう場合かと言えば、
民主党が連立を組まず、且つ参院で「自民党公明党共産党社民党国民新党」が一致団結して
民主党の予算や法律を潰す場合である。

民主党が連立を組むことを画策する)社民党が賛成できる予算や法律なら共産党だって賛成できるだろう。
逆に社民党が反対する予算や法律であっても自民党が賛成してくれる事もあり得る。
仮に「自民党公明党共産党社民党国民新党」が民主党の予算に反対したとしても、
それぞれの党が反対している箇所が違うであろうことは目に見えている。
予算の一部修正でいずれかの党を切り崩し「賛成」に回らせる事は可能である。

自民党公明党共産党社民党国民新党」が一致団結して参院をマヒさせると
民主党自身が心底思いこんでいるとしたら、
よっぽど「参院であくどい事をしてきたという自覚」があるんだろう。「報復されるに違いない」と。
しかしそれは自民党だけが該当政党であり他の党を切り崩す事は可能である。

何よりも問題なのは、参議院で「話し合う」という姿勢を民主党政権が最初から放棄している点にある。
参議院はチェック機能を果たすところと言うが、最初から数の力で押し通す事を前提とする民主党の姿勢は頂けない。

むしろここは連立など組まず、衆院を通過した民主党単独政権の予算を、参院へ送り、
参院自民党公明党共産党社民党国民新党といった各々の野党にチェック機能を果たしてもらい、
どの党でもいいから賛意を得るようにすればいい。

民主党は「連立政権であること」を言い訳にマニフェストを破ることを画策してはならない。
圧倒的多数の議席の党と僅か数議席の党を比べ、有権者の付託具合という重みが違うのである。

388 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 06:47:32 ID:7DPWPsc+0
チョーニチとしては民主党は社民と「どうしても組んで欲しい」んだろ
本音としては民主党支持なんかじゃないからなあ
「憎っくき自民党を倒してくれる」「社民と組んでくれる」民主党が好きなだけだろ
民主単独じゃ結局のところ大して自民の時と変わらんわけで

390 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 07:08:57 id:VdRPgrTN0
民主党は閣僚人事なんて、さんざん次の内閣って言ってきて次の大臣を決めていたんだから、
すぐにでもできるだろ。

391 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 07:10:50 ID:1OciLJA20
連立なんて次の参院選までのつなぎ。次の参院選民主党参議院過半数をとれば
社民党なんてすぐにきられるよ。

392 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 07:19:54 id:QbgVSTgF0
ってか、創価が寝返るだろ。

393 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 08:14:40 ID:67+GQaU/0
>鳩山氏には念を押しておきたい。
>この総選挙で示された民意が民主党政権に期待したもの、
>つまり有権者の負託に誠実に応えることがあくまでも基本である。

社民党国民新党など微々たるものだ。国民はこんな零細企業に期待などしていない。
308議席の大躍進の民意を忘れるなということ。
一方では国民は民主党に財源の不安を示し政策完全実行をあまり期待していないのだから、
どちらを民意と捉えるか。いずれにしろ「念を押しておきたい」。これはかなりキツイ言い方。
朝日新聞は308議席の民意に敬意を忘れないように。社説氏には念を押しておきたい。

396 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 10:19:42 id:Lw4jLUYO0
>民主党は閣僚人事なんて、さんざん次の内閣って言ってきて次の大臣を決めていたんだから、
すぐにでもできるだろ。

政権移行チームでそれを岡田がやろうとしたら、小沢が待ったをかけたのさ。
ネクストキャビネットなんてお遊びにすぎなかったていうわけ。
例によって小沢の英国流は格好だけで実際にはやらない。党首討論と同じ。

397 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 10:33:49 id:dpfbKAIm0
民主党として決して譲ってはならない点が二つある。まず、企業・団体献金の全面禁止だ。
>もうひとつは、政権の意思決定は内閣のもとで一元的に行うという原則だ。

決して譲ってはならない点って、その二つかよ! それで、
外交・安保政策は、大いに社民党に譲るべし、
消費税はブレまくっていいから値上げすべし、
高速無料化は公約違反OKだから撤回すべし、ですか。

398 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 13:47:40 id:LSsJeO3W0
>>390
ガイシュツだが、あんなものはお遊びだから。
政権なんて結局取れっこないと自らが決めてかかっていた頃の遺物。

>>391
つーかむしろ、党内に今も棲息する社会党の残党を切ってほしいんだが。
まぁやらんだろうけどね。

399 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 14:04:53 id:Dlm6ZHbV0
社説に政局が動いた関係で、中止になったダム工事を取り上げて
くれないかな。
地元じゃ、非常に困ってるらしい。今までの、苦労はなんだったんだろうと。

ダムというのは、もっとも、エコだと思う。自然エネルギーで、雲になり
雨になったものを、そのまま、用水に使ったり、発電させてエネルギーに
できる。究極のエコエネルギーだと思うけどね。なんで、ダムを止めなきゃ
いかんのだろうか。

401 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 14:29:47 id:LSsJeO3W0
>>399
読売では社説じゃないが、群馬の八ッ場(やんば)ダム建設を中止する事につき、
埼玉の民主党知事が「何の相談もなかった」と不快感を表したと報じているね。
埼玉県としては利水目的、いわゆる水がめとして必要なダムなので知事としては
当然の対応だったんだが。

朝日はそういう事を報じているのかな。

402 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 14:37:08 id:VyWq861Q0
>>401
マニフェスト地方分権の推進を慌てて入れてたのになw

403 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 15:05:18 id:YiP9T+yy0
■3党連立協議―玉虫色合意で禍根残すな

民主党として決して譲ってはならない点』として、企業・団体献金の全面禁止と、意思決定の
一元化を挙げている。
意思決定の一元化は兎も角、献金については、それが根本姿勢だ等と言われても唐突過ぎる。
逆に言えば、朝日新聞としては、この二点だけ守ればあとはどうでもいい、ということなのだろ
うか。
成立し、ばたばたと立ち上げた消費者庁。しかし、もしかしたら今現在、その姿かた
ちも何も無かったのかもしれない、と思うと、たとえ急拵えでもよしとすべきじゃないかなあ、
なんて思う。
また、庁の発足を、消費者権利院なんていうモノを造ろうとしていた民主党に任せず、自民党
権の手で行ったことは、決して間違いじゃなかった。

404 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 15:34:11 id:DeIYhvUY0
●ジャーナリズム再興 主筆 船橋洋一 (2007年7月)
朝日新聞のジャーナリズム精神とは何か。
私はそれを「権力監視」にあくまで食らいつく記者根性であると思っている。
●二大政党時代とメディア 主筆 船橋洋一(きょうの朝刊)
自らが担当者や当事者となった場合を想定し、現実主義的かつ実務的に精査し、分析する・・・。

つまり朝日記者は権力監視を止めて、政権担当者になったつもりで記事を書けということか?

405 :文責・名無しさん:2009/09/03(木) 15:38:51 id:LSsJeO3W0
例のあれだろ

悪い権力は監視し
良い権力は「現実主義的かつ実務的に精査し・分析する」

ミンスはいつ朝日にとっての悪い権力に転落するんだろうww

朝日社説全文は以下
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3党連立協議―玉虫色合意で禍根残すな
 民主、社民、国民新の3党が連立政権づくりに向けて協議を始めた。

 衆院で「308」という巨大政党に膨れあがった民主党だが、参院での議席数は過半数に少し足りない。

 社民党国民新党を味方につけて過半数を固めれば、予算や法律をすんなりと成立させることができる。安定した政権運営のために連立を模索するのは当然のことだ。

 ただ、あくまでも理念や政策の方向性が一致する限りで、というのが連立の大前提だ。ただの数合わせや、本来の主張を無節操に曲げるようなことでは、それぞれの党に票を投じた有権者の期待を裏切ることになる。

 3党は16日の首相指名、新内閣発足に向けて、週内にも鳩山政権で目指す政策、理念で合意したいという。

 政策合意の元になるのは、総選挙の時に3党が掲げた共通政策だ。だが、実際の連立政権を支える合意にするには、改めて議論し、細部を詰める必要がある。

 例えば「消費税5%は据え置く」という項目だ。民主党は税率を引き上げる時は民意を問うという立場だから、この内閣が続く限りは引き上げないという点で、消費増税絶対反対の社民党と一致している。

 それでも社会保障の財源確保や、景気対策でいっそう膨らむ借金をどう返済していくのか、財政健全化のめどをめぐる議論は必要だ。それまで封じるような合意にしてはなるまい。

 国民新党が最重視する「郵政各社の株式売却凍結と4分社化の見直し」。当面はこれで手を握れるだろうが、では郵政民営化を後戻りさせるのか。将来像についての国民の疑問にすぐにも答えなければならないことを留意しておかねばならない。

 難題は、共通政策に盛られなかった外交・安保政策の扱いだ。インド洋での給油支援やソマリア沖の海賊対策が焦点だが、自衛隊の海外派遣に強く反対する社民党とどのような形で折り合いをつけるか。鳩山首相の基本路線が問われる問題でもある。

 民主党として決して譲ってはならない点が二つある。まず、企業・団体献金の全面禁止だ。国民新党が慎重だが、政権の根本姿勢にかかわることであり、玉虫色の合意は許されない。

 もうひとつは、政権の意思決定は内閣のもとで一元的に行うという原則だ。社民、国民新両党が求める与党の連絡会議は、内閣の意思決定を妨げるものであってはならない。両党には、閣僚や副大臣として内閣に加わり、意思決定に参画する道がある。

 鳩山氏には念を押しておきたい。この総選挙で示された民意が民主党政権に期待したもの、つまり有権者の負託に誠実に応えることがあくまでも基本である。