いつのまにか導入部分とは正反対の結論に持って行く、悪にやさしい朝日社説

2010年02月12日(金曜日)付 朝日新聞社
■イラン核疑惑―安保理の結束が試される
http://www.asahi.com/paper/editorial20100212.html

●●●朝日の社説 Ver.148
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1261885671/l50

688 :文責・名無しさん:2010/02/12(金) 08:09:19 ID:1uxzYzBD0
安保理では、中国がイランへの制裁論議に慎重な構えを見せている。制裁を強めるだけが外交ではないが

きたきた。正義に厳しく、悪に優しい、中国と朝日w
中国共産党独裁に疑問を呈しただけで懲役11年判決を受けた
作家のことは、ワーワー聞こえない〜か?

689 :文責・名無しさん:2010/02/12(金) 09:31:43 ID:9fn6GSRJ0
>中国共産党独裁に疑問を呈しただけで懲役11年判決を受けた
>作家のことは、ワーワー聞こえない〜か?

熟考して、論説で何回も会議して、党にお伺いをたててOKが出たら、
アリバイとして忘れた頃に掲載する可能性はあるな。

693 :文責・名無しさん:2010/02/12(金) 14:27:58 id:us5n1izP0
共通一次
今朝の朝日の社説の趣旨は①と②のどちらか。

①イランへの追加制裁に積極的な米国の主張に安保理の足並みがそろうかどうか、
安保理の結束が試されている・・・

②イランへの制裁に慎重な中国の主張に安保理の足並みがそろうかどうか、
安保理の結束が試されている・・・

695 :文責・名無しさん:2010/02/12(金) 17:16:33 id:ESAmv0Hr0
>>693に座布団1枚やってくれw
699 :文責・名無しさん:2010/02/12(金) 22:13:24 ID:1uxzYzBD0
>>693
「②」

安保理での足並みが乱れると、それだけイランへの外交圧力は弱まる。

安保理での結束の確認こそが、外交決着をはかるうえで最大の武器である。

>ただ、安保理が性急に追加制裁に進めば、イラン国民の大国外交への反発が高まり、
>結果的にイラン政権に有利に作用する恐れもある。

Q.E.D.

701 :文責・名無しさん:2010/02/13(土) 00:31:02 id:PMhvC/2e0
>>693
正解は「2」
最初の三分の二は、一見①のように思えるが、
残りの三分の一の結論部分が、いつのまにか②になっている。
朝日新聞お馴染みの「だが、しかし」という接続詞を使わずに、
導入部分とは正反対の結論に持って行く誠に巧みな論法である。お見事。
座布団五枚差し上げてください。

朝日社説全文は以下
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イラン核疑惑―安保理の結束が試される 核開発疑惑が消えないイランが原子力の平和利用を進めるには、まずは国際社会の信頼をかちとるしかない。にもかかわらずイランは、逆走を繰り返している。オバマ米大統領は国連安全保障理事会での新たな制裁決議などの準備に動き出した。核拡散を防ぐうえで、当然の外交判断である。

 イランは濃度3.5%の低濃縮ウランを保有している。アフマディネジャド大統領はこれを20%まで濃度を高めてウラン燃料にすると発表した。核兵器用には90%以上にまで高める必要があるが、そこへ向かいかねないとの懸念が国際社会で広まっている。

 これまでも、濃縮の停止を求める国連安保理の度重なる制裁決議を無視してきた。核兵器開発を否定し、研究などのために国内で濃縮する権利があると反論してきた。平和利用の権利そのものは誰も否定しないが、独断的な今回の動きは、疑惑を上塗りするもので、決して認められない。

 この4年ほど、外交決着をめざして国連安保理の5常任理事国とドイツが、イランと交渉にあたってきた。昨秋、低濃縮ウランを国外で研究用の核燃料に加工する計画が暫定合意にまで進んだ。ところがイランは態度を急変して計画を拒否した。加えて今回、唐突に濃縮度を高める行動に出た。

 強硬策に転じた背景に、国内の政治的亀裂の深まりがうかがわれる。

 昨年6月の大統領選挙で、アフマディネジャド大統領の対外強硬路線を批判する改革派候補を支持する動きが広がった。長引く経済制裁と国際的孤立は国民生活に打撃を与えている。政権基盤に弱みを抱えるアフマディネジャド氏は国民の不満をかわすため、国際協調に進もうとしたが、保守派の批判で強硬策に逆戻りしたようだ。

 今後の国際社会の対応は、安保理の動きがかぎとなる。核不拡散条約(NPT)に背を向けるような行為に対しては、安保理が的確な対応をしてこそ、NPTの信頼が保たれる。北朝鮮は違反行為を重ねた末に、核実験を強行した。NPT脱退も宣言した。この苦い経験を繰り返してはならない。

 安保理では、中国がイランへの制裁論議に慎重な構えを見せている。制裁を強めるだけが外交ではないが、安保理での足並みが乱れると、それだけイランへの外交圧力は弱まる。安保理での結束の確認こそが、外交決着をはかるうえで最大の武器である。

 ただ、安保理が性急に追加制裁に進めば、イラン国民の大国外交への反発が高まり、結果的にイラン政権に有利に作用する恐れもある。

 決議を受け入れてウラン濃縮を停止することが結局は、イランの国益にかなう。そのことを、さまざまな形で説得する多角的な外交も同時に強めなければならない。