朝日社説『村木氏無罪―特捜検察による冤罪だ 』:朝日は自らの調査報道が村木局長の逮捕に結びついたと自慢していたのに(笑)

朝日新聞は自らの調査報道が村木局長の逮捕に結びついたと2010年版会社案内P5で自慢。
なのに2010年09月11日の社説では「村木氏無罪―特捜検察による冤罪だ」と主張。
あいた口がふさがらない。

2010年09月11日(土曜日)付 朝日新聞社
■村木氏無罪―特捜検察による冤罪だ
http://www.asahi.com/paper/editorial20100911.html


●●●朝日の社説 Ver.152 より
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1284064413/l50

24 :文責・名無しさん:2010/09/11(土) 07:23:59 ID:N1+Dj2Za0
■村木氏無罪―特捜検察による冤罪だ

ほぅ「特捜検察による冤罪」ねぇ。だが菅谷さんのケースとは違う。
俺はそれほど単純に、表面通りに物事を信じないぜ。

この社説には書かれていないが、

>「凛の会」会長が民主党の国会議員に口添えを依頼し、厚労省では「議員案件」として扱われていた、というものだ。
>係長は捜査段階で容疑を認めたが、公判では村木被告の指示を否定した。

村木被告の上司の官僚も、当初捜査段階において検察側にとって重要な証言をした。即ち「議員案件」のことである。
ところが公判では件の上司の官僚は、係長同様、捜査段階における証言を翻した。

つまりこの事件は村木被告の上司と部下という、二人の官僚が捜査段階での発言を翻したから、この結果になった。
社説には書いてないが、係長だけではないのだ。
その結果何が起こったか?民主党の国会議員(石井のことだろう)のところまで捜査が及ぶ可能性は消えた。
今や民主党は政権の座にあり権力者だ。そいつに都合のいい結果になった。
同国会議員は小沢一郎の古くからの仲間でもある。(小沢よ陰謀論を語るとこういうしっぺ返しを食うのだぞ)

>だが、議員会館で口添えを頼んだという当日、その議員はゴルフ場にいたことが公判で明らかになった。
>特捜部はそんな裏付けすら怠っていた。

裏付けもなにも、後から突然そういう事を言いだしたのだろう。それくらいの想像力は働かせようぜ。
民主党議員石井に有利な証言をした者は一体誰か?まさか秘書ではあるまい。
秘書は雇い主の政治家の命令ならなんでもするような連中だ。
鳩山由紀夫・毎月1500万円子供手当・脱税事件で知っての通り。
ゴルフ場のアリバイ証言の証言主は誰なのだろうか。

アリバイにゴルフ場という場所を設定した事を考えると、証言者は民主党議員石井に近い者であるのは間違いない。

25 :文責・名無しさん:2010/09/11(土) 07:25:00 ID:N1+Dj2Za0
>取り調べで係長は、偽造は自分の判断だと訴えたが、検事は取り合わなかった。

普通、取り合わないだろう。官僚は上意下達の組織。命令もされないのに偽造までして証明書を発行するわけがない。
そもそも偽造して何の得が係長にあるのだろうか?
また係長が単独で偽造したとすると、「凛の会」会長が、この下っ端の係長に直接、
「郵便料金が格安になるよう証明してくれ」と頼んだのだろうか?
そっちの方が変である。国会議員のところへまず持ち込むというのが自然である。
そこから下へ下へと命令が降りてきて係長のところへきた、と考えるのが自然である。

>村木被告の容疑は、部下だった係長に偽造を指示したというものだった。

「偽造をするように」とは官僚は言わないだろう。そんなバカな言い方はしない。
「凛の会」に証明書を発行することは、結果として偽造になることは知っていたといったところだ。
にも関わらず、証明書の発行を督促したら、即ち「偽造の指示」だったりする。

もっとも村木被告の上司が捜査段階での証言を翻したため、その「指示」すら存在しないことになり、
指示もされないのに係長が書類を偽造までして造ったなどという極めて不自然な構図になった。

要するに全てが不自然なのである。不自然だらけだ。
菅谷さんのように「冤罪が晴れて良かったね」では済まない。朝日新聞は済ませているようだが。

第一、犯行に及んだ係長の動機がまず不明である。

そもそも一人で泥をかぶる形になった係長。この後出所したらどうやって生活の糧を得るのだろうか?
もし民主党の議員の口利きで新しい就職口が斡旋されたりしたら鉄板なのだが。

もっとも2時間ドラマの世界では出所した直後、変死体で発見されるのがパターンではあるが。

32 :文責・名無しさん:2010/09/11(土) 13:16:26 ID:D+NCHpJgO
>>29
検察は石井にも話を聞いていた。
石井は自分の日程を書いた手帳を検事に見せた。
そしたら、検事はパラパラとめくっただけで、よく確認しなかった。

裁判に石井が出廷したとき、その検事がいたので、
「私を調べたのはあの人です。手帳を見せたのに、中を確認しなかった」と証言した。

33 :文責・名無しさん:2010/09/11(土) 13:58:34 id:GJmBVYhn0
>報道する側も、より客観的で冷静なあり方を考えたい。

「小沢氏出馬へ あいた口がふさがらない」という社説は
客観的で冷静な社説だったな w

34 :文責・名無しさん:2010/09/11(土) 14:16:39 id:GJmBVYhn0
>朝日新聞社説 2009年6月16日(火)
>■労省局長逮捕―「政治案件」とは何だった
>村木局長は容疑を否認しているという。だが、障害者を守るべき立場の
>厚労省幹部が違法な金もうけに加担した疑いをもたれてしまった事実は重い。

たとえ冤罪でも「疑いをもたれてしまった事実は重い」んだってさ w

36 :文責・名無しさん:2010/09/11(土) 15:37:30 id:y1IW39+m0
>>34
このときは石井ピンにまで手が及ぶとは思っていなかったのかな

39 :文責・名無しさん:2010/09/12(日) 05:56:48 id:OgHzmKae0
朝日新聞 2010年版会社案内P5

 報道を受けて、大阪地検特捜部も2009年2月、強制捜査に乗り出しました。郵便法違反
容疑などで、制度を悪用した複数の企業の幹部や、制度を悪用するために障害者団体と
偽っていた団体の幹部、悪質な不正を見逃していた郵便事業会社員らを相次いで逮捕。
さらに制度を利用できる障害者団体だと認める厚生労働省の証明書を偽造して、偽の
障害者団体側に渡したなどとして厚労省の職員と局長も虚偽有印公文書作成・同行使容
疑で逮捕しました。04年以降の捜査対象分だけで、不正に免れられた郵便料金は約220
億円にのぼり、計20人が立件される大事件に発展しました。

 朝日新聞は、特捜部のこうした捜査の動向や、事件の構図なども検察担当の記者たち
がスクープ。さらに、偽の障害者団体の幹部や国会議員の元秘書や支援者らで、不正に
絡んで、国会議員や官僚、行政側に働きかけていたことなども調査報道で特報しました。
http://ow.ly/2CGWU

要するに、朝日新聞大阪地検とグルになって、事件をでっち上げていたわけですねw

mitskan
朝日新聞は自らの調査報道が村木局長の逮捕に結びついたと2010年版会社案内P5で自慢。
http://ow.ly/2CGWU なのに本日の社説では「村木氏無罪―特捜検察による冤罪だ」と主張。
http://ow.ly/2CGXW …あいた口がふさがらない。

朝日社説全文は以下
*******************************
村木氏無罪―特捜検察による冤罪だ あらかじめ描いた事件の構図に沿って自白を迫る。否認しても聞く耳をもたず、客観的な証拠を踏まえずに立件する。郵便不正事件での検察の捜査はそんな強引なものだった。

 大阪地裁は昨日、厚生労働省の局長だった村木厚子被告に無罪を言い渡した。村木被告は、郵便割引制度の適用団体と認める偽の証明書をつくり、不正に発行したとして起訴されていた。

 村木被告は大阪地検特捜部に逮捕された当初から容疑を否認し、一貫して無実を訴えていた。判決は証拠とかけ離れた検察の主張をことごとく退け、「村木被告が偽証明書を作成した事実は認められない」と指摘した。

 検察は、ずさんな捜査を深く反省すべきだし、村木被告の復職をさまたげるような控訴はすべきでない。

 偽証明書は、村木被告が障害保健福祉部の企画課長の時、障害者団体として実態がない「凛(りん)の会」に発行された。企画課長の公印が押されており、村木被告の容疑は、部下だった係長に偽造を指示したというものだった。

 係長は捜査段階で容疑を認めたが、公判では村木被告の指示を否定した。取り調べで係長は、偽造は自分の判断だと訴えたが、検事は取り合わなかった。参考人だった厚労省職員らも公判で強引な取り調べの実態を証言した。

 大阪地裁は係長らの調書を信用せず、証拠として採用しなかった。検察側の立証の柱はもはや失われていた。

 特捜部が描いた構図は、「凛の会」会長が民主党の国会議員に口添えを依頼し、厚労省では「議員案件」として扱われていた、というものだ。

 だが、議員会館で口添えを頼んだという当日、その議員はゴルフ場にいたことが公判で明らかになった。特捜部はそんな裏付けすら怠っていた。

 検察の捜査をめぐっては、東京地検特捜部が1993年に摘発したゼネコン汚職で、検事が参考人に暴行を加えて起訴されるという不祥事が起きた。その後も、特捜部に摘発された被告らが「意に反した調書をとられた」と公判で訴えるケースは少なくない。

 特捜検察に対する国民の信頼が揺らいでいるということを、検察当局者は真摯(しんし)に受け止めるべきだ。

 特捜検察はかつてロッキード事件リクルート事件などで、自民党長期政権の暗部を摘発した。政権交代が可能になったいまでも、権力の腐敗に目を凝らす役割に変わりはない。

 冤罪史は「自白」の強要と偏重の歴史である。今回の事件もその列に加わりかねなかった。

 検察は、これを危機ととらえねばならない。弁護士や学識経験者も加えた第三者委員会をつくって検証し、取り調べの可視化などの対策を打つべきだ。それとともに報道する側も、より客観的で冷静なあり方を考えたい。