『離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは』:日本は国防整備をしなくても善い、という言い訳を並べ立てた日本に軸足を置かない朝日新聞らしい社説

日本は国防整備をしなくても善い、という言い訳を並べ立てた社説。
>それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。
中国の軍備拡張など口実以前の問題でとっくにそんなものは始まっている。現実を見ろ!
>日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。
南沙諸島の件はどうなりました? それに相互依存関係にあるから云々ってのは、レアアースの嫌がらせを見ても破綻した主張なんだけどな。
>まずは対話を通じ両国間の連絡メカニズムや危険回避のルール作りを急ぐべきだ。
領海侵犯をする、あるいはいくつかの島々を占領するなどと「連絡」されても意味は無いだろう。
>万一の場合の備えが必要としても、機動性の高い艦艇や航空機を遠方からでも投入できるよう即応性を高める方が賢明ではないか。
日本の反撃は基本的に手遅れにならざるを得ない。少しでも手遅れにならないように、近くに部隊を置くことは合理的である。

2010年12月09日(木曜日)付 朝日新聞社
■離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは
http://www.asahi.com/paper/editorial20101209.html

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1290328689/l50
●●●朝日の社説 Ver.154

342 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 07:18:25 ID:99Kdlgby0
尖閣に上陸してくる可能性があることは 知って知らぬふり。

343 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 07:51:25 id:Rz5xgvT30
>「鎧(よろい)」を見せつけるだけが抑止ではあるまい。

まあ確かにそうだ。 だがおまえの言ってることは、
「「鎧(よろい)」を見せつけるだけが抑止ではあるまい。」 ではなく、
中国共産党様に、将軍様に「鎧(よろい)」を見せつける『ことはやめてください。』」
だろ?  テロリスト。

346 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 07:55:00 id:QGqQa6aL0
■離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは
まず最初に朝日新聞が現実を見ていないのが問題なのですが。

>日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。

南沙諸島の件はどうなりました?なに?南沙諸島では武力侵攻は起きていない?
元々武力の無いところに侵攻した場合、武力を使わずに占領できる。
日本の離島が正にこの現状である。

>洋上の移動手段もない陸上部隊を島々においても、中国海軍の艦艇に対する抑止効果は望めない。

いいえ。南沙諸島のように戦闘を伴わないで占領される事は起こり得ません。
戦闘を経なければ占領できないというのは十分な抑止効果である。それは戦争をやるという事だからだ。

>仮に海兵隊のような攻撃力の高い部隊をおけば、それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。

中国の軍備拡張など口実以前の問題でとっくにそんなものは始まっている。現実を見ろ!朝日新聞

>まずは対話を通じ両国間の連絡メカニズムや危険回避のルール作りを急ぐべきだ。

困った時「外交で」と書いて逃げる例のやつか。
まず最初に、領海侵犯をする、あるいはいくつかの島々を占領するなどと「連絡」されても意味は無いだろう。
それらを事後に「連絡」されても意味はないだろう。連絡云々は無意味である。
危機回避のルール作りについても、危機を作っているのは中国で、回避しようとしているのは日本。
両者の思惑はすれ違っている。

>万一の場合の備えが必要としても、機動性の高い艦艇や航空機を遠方からでも投入できるよう即応性を高める方が賢明ではないか。

朝日新聞は、日本国憲法の縛りを全く考えていないようだな。 日本は先に撃てない。
敵が撃ってきて初めて撃ち返せる。
日本の反撃は基本的に手遅れにならざるを得ない。
「遠方から投入」となれば、手遅れの度合いがさらにひどくなる。
だったら少しでも手遅れにならないように、近くに部隊を置くことは合理的である。

朝日新聞は空軍と海軍のみでいいと言っているが、陸海空が一体となり防衛するのが基本である。陸軍を否定するのはいかがなものか。

348 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 08:04:25 id:V8HPa+O50
>とはいえ、日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。
>日米の緊密な防衛協力体制がそれを抑止している。米中が正面から軍事的に衝突する展開も、ありそうにない。
> そうした状況で、脅威対応型の発想に傾きすぎるのは得策ではあるまい。かえって、日米中3カ国の安定した政治的枠組みを構築していく地道な作業を妨げることにならないか。
> 洋上の移動手段もない陸上部隊を島々においても、中国海軍の艦艇に対する抑止効果は望めない。
>
> 仮に海兵隊のような攻撃力の高い部隊をおけば、それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。

「経済的に相互依存関係にあるから云々」ってのは、レアアースの嫌がらせを見ても破綻した主張なんだけどな。

355 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 10:37:05 id:pQBZy1i80
>日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。

アメリカとの取引が多かったのに開戦した日本がこれを言っちゃ駄目でしょう
それにドイツとイギリスだって取引は多かったですし
相互依存によってシェア争いや、先日のレアアースの様な件が起きてそこから開戦という可能性だって有る

フランスへの通り道だからと2回中立国のベルギーに戦争仕掛けたドイツ
同じ西側陣営だったけど自国内の人気取りのために核保有国のイギリスに戦争を仕掛けたアルゼンチン
アメリカが介入すると勝手に思い込んで核保有国のロシアが控えてるのに南オセチアに戦争を仕掛けたグルジア
戦争なんてこちらの事情ではなく相手の事情で起こる物だから相互依存が進んでも起きる時は起きる
スイスみたいにコストと対して利益が掛かるようにすれば多少は戦争が起きる可能性は減少するだろう

日本の場合は相手が受ける利益を減らすということは日本を東に移動させないと駄目だろうから 相手のコストを増大させる為に自衛隊を配備という手段を執るしかないでしょう

>この地域で今後起こりうる危険は、偶発的な海上衝突だろう。

そんな事じゃなくて中国が台湾に武力侵攻した際にアメリカの介入を遅らせるための時間稼ぎだと思う

>機動性の高い艦艇や航空機を遠方からでも投入できるよう即応性を高める方が賢明ではないか

目的の場所に届くまでに相手の邪魔が入って到着できない可能性だって有る

356 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 11:19:49 id:zNTGR1Mn0
今朝の一面
程永華・駐日大使インタビュー
>中国 南西諸島防衛強化に強い懸念 >「中国を仮想敵国とみなして事を進めることは >相互信頼の精神に背き、危険な発想だ。」

今日の社説そっくり

358 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 11:49:18 id:Y7VOCWLk0
■離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは
>洋上の移動手段もない陸上部隊を島々においても、中国海軍の艦艇に対する抑止効果は望めない。

アサヒも良く解ってるじゃん。
海兵隊が離島防衛のための抑止力になってることを。
ならば「陸・海・空の自衛隊に加えて、部隊内で三軍の作戦機能を完結でき 補給部隊も併せ持つ海兵隊を 我が国も設立すべきだ。」と主張しろよ。
その上で沖縄の米軍基地の縮小を唱えるのであれば、少しは読者も納得するだろう。

>仮に海兵隊のような攻撃力の高い部隊をおけば、
>それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。

は? 中国側の軍備拡張が、現・実・に・行なわれてるから、、こういう議論が起こってるんだろうが。 アホですか?
攻撃力の高い部隊? は?
海兵隊は、前述のように陸海空の作戦機能を部隊内で完遂でる「即時性の高い部隊」な。
攻撃性でいったら三軍とは比べようもない。
しかし離島の邦人救出のような作戦は海兵隊じゃないと出来ないだろ。

>この地域で今後起こりうる危険は、偶発的な海上衝突だろう。
>それを避けるには、まずは対話を通じ両国間の連絡メカニズムや危険回避のルール作りを急ぐべきだ。

こんな寝とぼけたこと書いてるから読者に見放されるんだよ。

359 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 11:49:50 id:A84uQHNR0
サヨクの馬鹿連中がネトウヨとやらを「中国が攻めてくるう!」とさんざん馬鹿にしてたら本当に攻めてきたんで 面目丸つぶれになってとうとう尖閣諸島の件は無かったことにしたのかw

362 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 14:15:01 id:A84uQHNR0
はいはい中国はすばらしい平和国家ですね朝日さん
【国際】中国、反平和賞デモに参加するよう「組織的圧力」 ノルウェー在住中国人に[10/12/09]
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1291871055/l50
>中国外交官らはこの2カ月、ノルウェー在住の中国人を繰り返し訪問したり、
>面会を求めたりしてデモ参加を要請。参加しない人は将来中国で暮らす場合
>「具体的かつ深刻な結果」を招くと警告したという。

365 :文責・名無しさん:2010/12/09(木) 15:59:52 id:JzRt1/HQ0
■離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは

> とはいえ、日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こ
>すとは考えにくい。日米の緊密な防衛協力体制がそれを抑止している。米中が正面から軍事的 >に衝突する展開も、ありそうにない。

日本は国防整備をしなくても善い、という言い訳を並べ立てた社説だ。
その『軍事力イクナイ』の焦点は全て中国にあって、中国がどうするか、中国にとってどうある かという視点でのみ描かれている。
中国の都合は、まあそりゃあるだろう。しかし日本にも日本の都合だとか、日本としての利益だ とかがあるのだが、その点は全く考慮されていない。
日本に軸足を置かない朝日新聞らしい描き方だ。

朝日新聞は、『日米の緊密な防衛協力体制』が『近い将来、中国が武力侵攻を起こす』ことを抑 止していると書いているが、
これは逆に言えば、『日米の緊密な防衛協力体制』が崩れれば、中国が近い将来武力侵攻を起こす可能性がある、と言っているわけだ。
ならばその『日米の緊密な防衛協力体制』を維持する日米共同統合演習や、日本が実施する離党 地域の防衛体制の大幅見直しを、歓迎こそすれ厭う必要は無いはずだ。
だが、朝日新聞は『ここは結論を急がず、熟慮してもらいたい』と言う。米軍基地の問題につい ても、日本に米軍基地があることに対して否定的だ。
つまり、朝日新聞は『日米の緊密な防衛協力体制』が崩れ、『近い将来、中国が武力侵攻を起こ す』ことを望んでいるのではないか。少なくとも、今日の社説の書き方からはそう取れる。
日中の経済的つながりが深いのは事実なのだけれど、経済的な相互依存関係があるから互いに相 手に武力を行使することは無い、てのは明白な間違いで、それは歴史が証明している。
軍事力への拒絶反応がある方々を煽り、国防問題から目を背けさせ、非現実的な空想世界を夢見 させるのは、やめるべきだ。

朝日社説全文は以下
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離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは 自衛隊と米軍あわせて4万5千人が参加する過去最大規模の日米共同統合演習が、今月3日から九州、沖縄や日本海の周辺で行われている。

 北朝鮮の軍事挑発とともに中国の著しい海洋進出を牽制(けんせい)するのが狙いだ。演習には沖縄本島から与那国島にかけての、いわゆる南西諸島を防衛するための海上・航空作戦が含まれる。

 近年の中国海軍の活動をにらんで、これまで手薄だった離島地域の防衛体制を大幅に見直す。そんな議論が、「防衛計画の大綱」の年内改定に向け政府・与党内で進められている。

 ここは結論を急がず、熟慮してもらいたい。

 この地域の防衛力は現在、沖縄本島陸上自衛隊約2100人や航空機部隊が中心で、それ以西は宮古島のレーダーサイトだけだ。地理的な制約や住民感情に配慮し、本島に駐留する米軍の抑止力に頼ってきたことが大きい。

 2004年にできた今の防衛大綱は、初めて中国の動向を意識して「島しょ部に対する侵略への対応」を盛り込み、防衛省は冷戦時代の北方重視を改め、「南西シフト」と呼ばれる部隊や訓練の見直しを進めてきた。

 同省は現在、与那国島への陸自配備などを検討している。

 9月の漁船衝突事件もあり、尖閣諸島への自衛隊配備や米海兵隊のような水陸両用部隊の創設を求める意見が、民主党内からも出た。

 とはいえ、日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。日米の緊密な防衛協力体制がそれを抑止している。米中が正面から軍事的に衝突する展開も、ありそうにない。

 そうした状況で、脅威対応型の発想に傾きすぎるのは得策ではあるまい。かえって、日米中3カ国の安定した政治的枠組みを構築していく地道な作業を妨げることにならないか。

 洋上の移動手段もない陸上部隊を島々においても、中国海軍の艦艇に対する抑止効果は望めない。

 仮に海兵隊のような攻撃力の高い部隊をおけば、それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。

 この地域で今後起こりうる危険は、偶発的な海上衝突だろう。それを避けるには、まずは対話を通じ両国間の連絡メカニズムや危険回避のルール作りを急ぐべきだ。

 同時に、これからも続くと見られる中国の民間船や公船との摩擦に備え、海上保安庁の警察機能を充実させ、領海警備をめぐる海自と海保の連携を深めることである。

 万一の場合の備えが必要としても、機動性の高い艦艇や航空機を遠方からでも投入できるよう即応性を高める方が賢明ではないか。「鎧(よろい)」を見せつけるだけが抑止ではあるまい。