朝日新聞社説:テロ後10年の中東―和平と繁栄の春につなげ

2011年09月20日(火曜日)付 朝日新聞社
■テロ後10年の中東―和平と繁栄の春につなげ
・立ち上がった民衆
・嫌米甘受し、仲介を
・中東新時代を開く
http://www.asahi.com/paper/editorial20110920.html

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mass/1314576645/
●●●朝日の社説 Ver.160 より

583 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 07:30:38.72 id:rJzCGdWd0
>反米・嫌米意識が、選挙を通して政治の表に出てくることへの覚悟が必要である。

別に「反米・嫌米意識」が出ても米国は構わないんじゃないの。
独裁国家での圧制や貧富の差などの社会の矛盾がテロを生んでるらしいから
民主化で社会の矛盾が無くなればテロも無くなるわけでしょ。
テロが無くなれば米国はテロとの戦いに勝利したことになるわけだし。

585 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 08:20:18.46 id:fSbLDCCx0
> しかし、民主化は定着しなかった。選挙の結果、エジプトのムスリム同胞団
パレスチナ自治政府ハマスなど、反米・反イスラエルイスラム勢力が軒並み
>選挙で伸び、米国は民主化を言わなくなった。

民主化要求への強烈なしっぺ返しですね。どなたへのアシストですか? ちゅうご(ry

586 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 08:20:43.50 ID:9W1zpiRw0
チョーニチが中東の民主化など本気で願っているわけがない
敵(アメリカ)の敵は味方
反米で憎っくき米帝がバカスカ死んでくれてマンセー

587 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 08:32:42.13 id:aam+U9l40
>米国はこの10年間で中東の民衆に高まった反米・嫌米意識が、選挙を通して政治の表に出てくることへの覚悟が必要である。

暗に日本でも中韓と共闘して「朝日新聞が反米運動しますよ」を示唆してるのか?公安にマークされるぞ?

588 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 11:03:58.31 id:zzZ6zdwr0
心の底からテロリスト大好き、朝日新聞

テロリストに本当に悪いやつはいないか?

祖国・韓朝鮮の英雄はテロリストしかいないもんな。

589 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 13:04:48.27 id:hTlOWnFt0
中身読んでないけど、今日の社説はタイトルだけ見ると、
とても日本の一般紙の社説のタイトルと思えないな。
まるで赤旗か、どこか共産圏の国の新聞みたいだ。

ここまで「米国憎し」があからさまだと、
普通の読者どん引きじゃないか?

590 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 16:06:46.06 id:rJzCGdWd0
>>589
朝日が終始一貫して反対していたアフガン・イラク戦争
アフガン・イラク民主化が実現し、更にイスラム全体の民主化を実現し
た事に朝日は悔しくて、悲しくて、恥ずかしくて、身もだえしているんだよ。
行間にその感情が素直にあふれ出ている。
まあ、朝日の先見性の無さはいつもの事だが。w


592 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 18:17:19.15 id:J8iFXG7B0
^^ 反米・嫌米を甘受すべきだ!
おまえが言うのかよ   


593 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 20:10:01.06 ID:4X77mjpjO
今日の社説は社会の公器というよりイデオロギーのアジリ屋だね。
尾崎秀実のアジリかと思った。

594 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 20:29:51.89 ID:4X77mjpjO
社会の公器と言う自覚がないから反体制派の高揚を受けて自らのたち位置をごまかさず
更にイデオロギーを煽る社説を臆面もなく載せる。
戦前戦中から何も成長していない。
そろそろ赤報隊に対する警戒レベルをあげた方がいいんじゃない?
自らが育て上げた民主党が危ないからイデオロギーの露出具合を省みず、
本性をさらけ出してきた分けだから最後の聖戦と踏んでいるのであろう。
安保闘争のように大衆から退かれるのが先か赤報隊による試練が先か・・・

595 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 20:39:48.11 ID:4X77mjpjO
保守的なデモが今はフジテレビだけに向いているがマスコミに対する不信感はフジテレビだけではなく業界全体に対するものだ。
対岸の火事だけでは済まないかもよ。

596 :文責・名無しさん:2011/09/20(火) 20:57:41.74 id:aam+U9l40
成田闘争に明け暮れた世代も成田空港を利用してグローバ化と言ってるわけだし
反核闘争に明け暮れているエセ左翼も原発エネルギーで反核闘争を実現している。
いつの時代も反対しながら利用するのが左翼の生き様だ。

社説全文は以下

**********************************************************

テロ後10年の中東―和平と繁栄の春につなげ 暴力は暴力を生む。

 米同時多発テロから10年間で起きた数々の暴力を目の当たりにして、誰もがその思いを強めたことだろう。

 多発テロを受けて米国が始めたアフガニスタン戦争とイラク戦争、それに並行してパレスチナ紛争の激化、イラクの宗派間抗争。中東、欧州、アジアで大規模なテロが続いた。

 それだけに、チュニジアとエジプトで民衆の平和的なデモが独裁を倒した革命は、鮮烈だった。「アラブの春」と呼ばれる中東民主化の波は、破壊から建設に向かう希望の光である。

 「中東民主化」はイラク戦争後、ブッシュ米前政権が強力に提案した。イラクやエジプト、パレスチナなど中東各地で選挙が実施された。サウジアラビアも初の地方議会選挙をした。

 しかし、民主化は定着しなかった。選挙の結果、エジプトのムスリム同胞団パレスチナ自治政府ハマスなど、反米・反イスラエルイスラム勢力が軒並み選挙で伸び、米国は民主化を言わなくなった。

■立ち上がった民衆

 米国の沈黙をいいことに、中東の民主化は後退した。昨年末のエジプト議会選挙は当局の圧力で、野党勢力は排除された。変わらぬ政治に、アラブ民衆は民主化の主体として目覚め、強権に向かって立ち上がった。

 内戦になったリビアもやっと暫定政府に向けて動き出した。すでに強権体制が倒れた国だけでなく、すべての国々で民衆の声は力を持ち始めている。

 シリアでは弾圧にもかかわらず、7カ月にわたってデモが続く。女性の運転を禁じるサウジで女性たちが次々と運転し、その映像をネットで公開する動きも、同じ流れの中にある。

 憂慮すべき動きもある。エジプトではイスラエル軍の銃撃でエジプト人兵士が死亡した事件をきっかけにイスラエル大使館への抗議デモが始まり、ビルに押し入る過激な行動になった。

 エジプトの国民にも過激な動きには批判が強い。デモの暴走は排外主義となり、地域の平和を乱す。混乱に押さえがきかないのは、選挙の実施が遅れ、正統な議会や政府が発足していないためでもある。民主化プロセスを急ぐ必要がある。

 選挙となれば、イスラム勢力が躍進することは確実である。これまでのような批判勢力ではなく、国造りで責任ある政治勢力として脱皮を期待したい。

 強権時代の腐敗や縁故主義を一掃する行政改革、人口の半分以上を占める若者の深刻な失業や住宅問題。難題に、経済振興や社会開発の具体的な政策を示して取り組んでほしい。

 イスラム化が進むことを懸念する声が米欧にはある。

 しかしアラブの春は、米欧にとっても、中東の民主化の実施や国造りを支援するなかで、イスラム勢力と理解や協力関係を深めていく契機ととらえたい。

■嫌米甘受し、仲介を

 オバマ大統領は5月に「中東の民主化を支持する」と明言した。しかし、米国はこの10年間で中東の民衆に高まった反米・嫌米意識が、選挙を通して政治の表に出てくることへの覚悟が必要である。

 米国が「解放」と唱えたイラク戦争を、アラブ・イスラム世界の民衆は「侵略」と見た。ブッシュ政権は「対テロ戦争」と主張したが、アラブ民衆の間では反米攻撃を「対米聖戦」と支持する声が強かった。

 これまで、親米の強権体制の下で民衆の間の反米的な世論は抑えられていた。これからはそうはいかない。米国は、10年間の対テロ戦争の迷走によって損なわれた中東の民衆との信頼関係を一から築くことが重要だ。

 強権体制を今も続ける湾岸アラブ諸国に対して、米国は真剣に民主化の実施を求めなければならない。さらに、中東の暴力の根源であるパレスチナ問題の解決に全力で取り組むべきだ。国連総会でパレスチナ解放機構(PLO)が求める国家承認申請で米国の対応が試される。

 米国は拒否権を行使すると警告している。しかし、オバマ大統領が昨年の国連総会で1年以内の和平合意を目指し、「来年の総会では、パレスチナ主権国家を迎えるだろう」と語ったことを忘れてはいまい。

 中東和平交渉が中断したのはイスラエルが入植地建設を再開したことが主な原因である。イスラエルにさらに働きかけをしないで、パレスチナに対する拒否権だけでは、民衆の反米抗議につながりかねない。米国は公平な仲介者として、中東の民衆を納得させる説明と行動が必要になっている。役割は重い。

■中東新時代を開く

 「アラブの春」は私たちにとっても、政治の主役となった中東の民衆との関係構築の始まりである。中東が米欧や日本と協調する道を探り、国造りの知恵や技術の支援を得ることは民主化の土台づくりともなる。互いの理解が平和と繁栄の中東新時代を開くことを期待したい。